続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「大名倒産」(2023/松竹)

《ベストセラー作家・浅田次郎の同名時代小説を、「そして、バトンは渡された」の前田哲監督が映画化。神木隆之介が主演を務め、キャリア初のちょんまげ姿に挑戦。小四郎の幼なじみ・さよを杉咲花、小四郎の兄・新次郎を松山ケンイチ、実の父・一狐斎を佐藤浩市が演じる。「七つの会議」の丑尾健太郎と、テレビドラマ「下町ロケット」の稲葉一広が共同脚本を手がけた。》

越後と聞いて新潟生まれの自分としては血が騒いだというか、塩引きといえば新潟では塩鮭のことなので親近感を覚えながらの、主演の小四郎役の神木隆之介くんが絶好調!

幼馴染のさよ役の杉咲花ちゃんが歯に衣着せない活発な娘を好演、小四郎の兄役で登場の松山ケンイチくんや桜田通くんも爆笑もの、特に桜田通くんがツボ、いちいち和歌にして気持ちを伝えたりに大笑いしながらの、病弱だけど理知的で趣味人で包容力のある兄を演じて最後はほのぼの、悲しいよりこんなふうな温かい気持ちに接した時の方が涙腺が緩んでしまうから不思議。

佐藤浩市さんや小日向文世さん石橋蓮司さん
キムラ緑子さんなど脇も豪華で楽しめた、“撮るならしっかり撮ってください”という計らいが通じたという西本願寺や二条城など有名どころのロケ地もみどころ、最後は痛快、スッキリの気持ち良い作品だった。

ラストシーンは楽しいエンドロールの後にあるのでそこもお見逃しなく!

☆あらすじ☆
江戸時代。越後・丹生山藩の役人の息子として平穏に暮らしていた間垣小四郎は、ある日突然、自分が徳川家康の血を引く丹生山藩主の跡継ぎだと知らされる。しかも実の父である一狐斎は、小四郎に国を任せて隠居してしまう。庶民から藩主へと大出世したかに思えたのもつかの間、丹生山藩が25万両(今の価値で約100億円)もの借金を抱えていることが判明。頭を抱える小四郎に、一狐斎は「大名倒産」を命じる。それは借金の返済日に藩の倒産を宣言して踏み倒すという案だったが、実は一狐斎は小四郎に全ての責任を押しつけて切腹させようと企んでいた。
※映画.comより

キャスト
神木隆之介
杉咲花
松山ケンイチ
小日向文世
小手伸也
桜田通
宮崎あおい
キムラ緑子
梶原善
勝村政信
石橋蓮司
高田延彦
藤間爽子
カトウシンスケ
秋谷郁甫
ヒコロヒー
浅野忠信
佐藤浩市

監督
前田哲

120分

G

T・ジョイPRINCE品川7 16:10〜観客10人程124席







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