こんばんは。
いよいよ秋本番。
出かけるのに良い季節になって来た。
親父の四十九日は終わっていないが、近場なら
コロナ対策を万全にして、ボチボチ出かけたいと思う。
ということで、昨日買ったばかりの相棒
ケー21130に乗って
ガチャコンを
撮りに行く。
ガチャコンとは、近江鉄道の愛称だ。
多分 私が高校生ぐらいの頃から、頻繁に言われるようになった。
今でこそ、西武鉄道の冷房付き、空気バネ、カルダン駆動式の中古電車が走って、
車両のサービスレベルもかなり改善されてはいるが、昔は、各地の古くなった
鉄道車両を譲り受けては、自社の彦根工場で継ぎ接ぎして作り直した電車が
幅を利かせていた。
電動台車は、国鉄から払い下げられた80系電車の物で、釣り掛け駆動、コイルバネ式。
貧弱な線路とも相まって、脱線するんじゃないかと思う程、車体を上下左右に揺らし、
釣り掛けモーターの爆音を響かせながら、近江平野を走っていた。
ガチャコンの由来は諸説あるが、この爆音と激しい揺れが多分起源だろう。
電車が近江八幡駅を出発してしばらくすると、八日市駅方向に大きく右カーブする。
そして、カーブを曲がり切ると、運転士がマスコンをフルノッチ(アクセル全開)
すると、電車が
「ガチャコーーン、ガチャコーーン、ガチャコーーン、ガチャコーーン」
低⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨高
ガチャは、電車が上下に揺れた時、連結部を渡す板どうしが接触する音
コンは、モーター音
本当に、こう聞こえるから
これを最初に言った人は凄いと思う。
まさに、当時の近江電車をズバリ言い表す言葉だ。
なので、本来「ガチャコン」は、オンボロ電車を揶揄する言葉だったのだが
今や、当の近江鉄道が自ら「ガチャコン電車」と言ってしまっており、
現在は、愛称として公式に使われている。
いつものように前置きが長くなったが
ここからは、撮影の成果を・・
【近江鉄道】万葉あかね線 2021初秋Ⅲ 【夕焼 秋桜】
このコスモス畑は、近江八幡市野田町にある。
国道8号線友定交差点を、ラ コリーナ方向に北へ進んですぐ左手。
この地区は、花による町の景観づくりが伝統だ。
今日は平日なので人が少ないが、それでも他府県ナンバーの車が止まっていたから
明日明後日は混雑必至だね。
まだまだこれから咲くようなので、またお近くにお越しの際は
ぜひお立ち寄りを。
