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TAMAの日記

現代の「霊柩車」事情②「宇宙船に乗って行った親父」

4月4日(月)

こんにちは。


今日の近江八幡は晴 気温13℃ 

昨日この天気なら、最高の旅だったが・・・

4月3日(日)に「青春18きっぷ」で静岡県に
行ってきたが、桜はかなり散っているのに
雨の影響か、冬かと思うぐらいに寒かった。

写真の整理がこれからなので、旅の様子は
後日という事で・・・「霊柩車」の話の
続き。


去年の8月に親父が逝ったが、以前から
書いているように、お袋がコロナの陽性で
病院隔離、私が濃厚接触者で家から一歩も
出られなかった為に、実は二人とも親父が
乗って行った霊柩車を見ていない。

お袋がコロナ感染する以前から、式に
参っていただく事は辞退していたのだが、
それでも親父が長く老人クラブの会長を
務めていたこともあり、多くの方々が
親父を見送りに来られていたようで、
その後、近所の方に出会う度に・・・

「お父さん、粋な乗り物で行きはったで」

「お父さん、飛行機みたいな車に乗って
行きはったわ」

と言われ、極めつけは  

「お父さん、宇宙船で行かはりましたよ」

親父は百貨店勤めが長かったせいか、退職
してからも身だしなみには相当気を使って
いたので、地域でも「お洒落な爺さん」で
有名だったようで

「やっぱりお洒落な人は、乗る霊柩車も
違うわね」

と話題にもなっていたとか。

「うーん🤔 宇宙船であの世に行くって話は
悪くないなぁ(笑)」

と思いつつ、そう聞くとやはり、

「親父は一体どんな霊柩車で斎場へ
行ったのだろうか?」

と考えるのが人情だろう。


このあいだ、ここでも記事にした大津の
お蕎麦屋さんでお袋、妻と3人で 
食事をした時、親父の話になった
ので

「そう言えば、近所の人から親父の
霊柩車が宇宙船だったとか聞いたけど
どんなクルマやった?」

と、あの時たった一人で斎場へ
行ってくれた妻に尋ねると

「写真あるで‼️」

と言うのでLINEで送ってもらった。

「なるほど・・無理もないな」

その写真がこちら(一部モザイクあり)



「これって、ミツオカ?」

すぐに光岡自動車のサイトを調べると
やはり「当たり🎯」だった。

別に葬儀屋さんにコレを配車するよう
頼んだ訳では無いのだが、親父には
ピッタリだったかも(笑)


車検証を見ていないので100%断言は
出来ないが、おそらく

(ミツオカ公式より)
ガリューⅤオーバーハングストレッチ
リムジン

これだろう。

ミツオカ公式の諸元表を見ると
ベース車は日産ティアナ。

ホイールベースはそのままで
後輪より後ろを延長して
後席を潰した定員2名仕様。

なんと光岡自動車は、2018年の
時点で霊柩車の国内シェア20%
業界2位だそうだ。


ところで・・・ 

最近ミツオカの車って見なくなった。

昔は自宅近くに、日産マーチが
ベースの

(ウィキペディア)
「ビュート」に乗ってる人がいたから
よく見かけたが、最近は「テスラ」の方が
よっぽど見る機会がある。

なんでも、トヨタのRAV4がベースの
(ミツオカ公式より)
「バディ」が、納車まで1年半待ちの
大人気らしいが、私はまだ見たことが
ない。

「バディ」と言えば・・・

三菱ふそうのバス工場が「バディ」の
生産を受託するらしいね。

一時は名古屋の大江工場と、富山県の
呉羽自動車でフル生産するほど、
三菱のバスは人気があって、私も
エアロバスが好きで、三菱ふそうの
ディーラーへ就職したんだが・・

リコール隠しによる業績不振やら
バス需要そのものが減少したことにより
富山にバス生産が集約されたが、
とうとうインバウンドの消滅で
大型観光バスの需要も無くなり、
生産ラインが空いてきたようだ。

そして「バディ」の生産受託は
生産を中止していた中型バス
「エアロミディ」の復活は、もう
無いと宣言したに等しい。

今でも三菱ふそうバスファンの
私としては、なんとも
寂しいニュースだ。


ということで、霊柩車の記事は
終わりです。

明日も青春きっぷで出かける予定。

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