10月9日告示、同26日投開票の福島県知事選に、元日本銀行福島支店長の鉢村健氏(55)が17日、無所属で立候補すると表明した。
自民党県連が同日正式要請したのを受けて記者会見で表明し、「できれば県民党を目指したい」と、他党の支援も求める考えを示した。
出馬については、「東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で傷ついた古里に恩返しがしたい」と説明した。
鉢村氏は東京都出身。1982年12月~84年11月に福島支店で勤務し、2005~08年に支店長を務めた。震災後、内閣官房審議官や復興庁政策参与兼統括官付審議官として福島復興を担当した。
自民党県連は今後、党本部に推薦を申請する方針。党本部は、態度を表明していない現職の佐藤雄平知事(66)への支援も含め、他党と相乗りすることも検討するよう県連に求めており、鉢村氏に推薦を出すかどうかが焦点となる。
知事選にはこのほか、2新人がすでに無所属での出馬を表明している。
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