12月あれほど寒かった神戸も、一息ついて穏やかな気温が続いています。ニュージーランドの冬の気温とちょうど同じくらいでしょうか。
肌で感じます。
さて、今日は前回の話の続きです。
そして、いよいよツアーが開始。みんなまず、ウェット・スーツに着替えます。サイズが小さい私のものは、ちょっと探しにくい。頭にヘルメットとライトを装着し準備は万端。
山道を参加者全員で10分ほど歩きます。そして、スタート地点に到着。ツアーの隊長がこう叫びました。
「What scares you most?」
各人が応えます。嫁さんは
「ゴキブリ!」
と大きい声で答えていました。一番最後に私がこたえました。
「My Mom!」
よくわかりませんが、うけたようでした。全員がドッと笑います。
すかさず隊長が、
「I agree. Me too」
で、再び大爆笑。気分は陽気にツアー開始となりました。
まず梯子をつたい、せまい岩穴の間を縫って、30メーターほど下の川まで降りて行きました。気分はインディアナ・ジョーンズさながら。
川にたどり着き、細い洞窟を寝そべりながら進みます。中には、人がやっと通れるだけのスペースしかないところも随所に登場します。
知り合いのCarlは、体重100キロはあろうかと思われるほどの大男。通るのが必死。途中うめき声が聞こえます。まさに無我夢中。
私のような痩せている人間でさえ、必死でしたから・・・・さぞかし大変だったことだと想像します。
途中、洞穴の中で、岩の上から小さな川へ飛び込んだり、休憩のときお茶を飲んだりしながら、洞穴の中の神秘を堪能。
確かに閉所恐怖症にはつらい。友人がいったことの意味が、ようやくわかりました。
この私も、恐怖感がよぎりました。今ここで地震がおきたらどうするんだろう?即刻圧死です。。。
「あ~、コワい」
探検すること約2時間。とうとう見せ場がやってきました。真っ暗な洞窟の中で、川に浮いたタイヤのチューブが一列に浮いて並んでいました。そのチューブの穴のなかに、尻を入れるようにして座ります。前に人が、後ろの人の両脚を抱えるようにし、全員が一列になったところで、洞窟の天井を見上げながら、ゆっくり、ゆっくりと前に進んでいきます。
時間が一瞬とまったかのような気がしました。
天井には無数の「ツチボタル」がクリスマスツリーのように輝いているではありませんか。
この世のものとは思えぬ感動でした。しばし、その感動に酔いしれ、自然美を堪能。
洞窟からでると、ドッと疲れがでたのでしょう。ヒョロヒョロの千鳥足状態でナカナカ服が着替えられません。
その後一人でも多くこの感動を味わって欲しいと、その後学校でのカンセリングでは、英語の勉強はさておき何がともあれ、このツアーのパンフレットを見せ積極的に薦める単純な私でありました。
みなさんも是非、チャレンジしてみてください。
ここで一曲
水すましみた~いにスイスイと東京の空を渡る奴もいる~ だけどぶきっちょに肩よーせて~、、、
歯の浮くせりふで酔わせたら~石ころみたいに~心を捨てた~
青春に背中を向けて生きていけない~。
どうですか?口づさめました?
詳しく教えて下さい。キャニオニングについて。どこで、やれるんです?
>>どうですか?口づさめました?
降参です。さすが、大臣。二番もヨロシクお願いします。
また一緒に歌える時がくればいいですねえ。