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SPlash!! <Sounds+Photographs>

瞳に映るもの 聴こえてくる音  感動のすべて。

近視矯正体験記 その4

2011-07-31 23:24:00 | Phakic IOL
更新せねばと思っていましたが、なんせ多忙で‥

7月17日(日)虹彩切除

もともと8月上旬にやる予定だった虹彩切除。
発注していたレンズが思いのほか早く届いたので、手術を8月上旬(会社夏休み)にやろう!
ということで、3週間ほど前倒ししました。

虹彩切除とは、レンズを眼内に挿入することにより房水(目の中の水)の流れが悪くなる
のを防ぐために予め茶目の上の部分に穴を開ける処置のこと。

この日は朝からコンタクト休止。
メイクもNG。
すっぴんで新宿なんて‥ありえなーい(涙)
瓶底メガネに帽子を目深にかぶってクリニックへ向かう。

まず、術前検査で眼圧測定。
その後「サンピロ」という目薬(縮瞳薬)を10分おきに4回点眼。
このサンピロ、なんかたぶんすっごく効きすぎてるみたいなんですけどー!!

頭痛と吐き気で倒れそうになる。
で、名前を呼ばれる。いよいよ処置が始まるらしい。
給食着のような帽子と服を着せられ待合室で待つ。
待ってる間も頭が割れそうに痛い。

メガネを外したので、なんにも見えない。
看護師さんから手を引かれ、手術室へ。

ベッドで横たわって処置をするのかと思っていたが、座ったまま検査をするときと同じような
体勢だった。
レーザーで茶目に2箇所穴を開ける、とのこと。
レーザーのパチンという音と、痛くはないけれどチクンと当たった感覚が走る。
「2箇所といいつつ、20回くらいパチンと鳴った」という体験談を読んだことがあったので、
覚悟はしていたものの‥
100回以上なりましたけど?(←数えてた)
いつ終わるのかと怖かったし、目薬のせいで頭が痛いしで心拍数がどんどん上がるのが分かる。
身体が強張って引いてしまう。
「おでこを前にくっつけて」と先生から言われ、看護師さんから後頭部をぎゅっと押され、
頭痛がMAXに達し、意識が飛びそうになる。
耐えかねて「すみません、しんどいんですけど‥」と言ってしまう。
「もう少しもう少し」と先生。

で、終了。
一気に血の気が引いて息が切れ、手に汗かいて涙がいっぱいでてきた。
そのまま眼の大きさを測る検査があるとのことで、ベッドに寝かされる。
これはベッドだからちょっと楽だった(笑)

その後、ラウンジへ案内され30分休憩。
普通は椅子に座って休むようだけど、私は失神寸前だったためリクライニング式の
上質な椅子があるところで休ませてもらった。

術後に再度眼圧を測定。問題なし。
頭痛は治らず、そのまま帰宅。

帰ってからも瞳孔は戻らず。


術前


術後(暗いとこに行ってもこの大きさなんですけどー)



部屋がすごく暗く感じる。
蛍光電球をつけてすぐの部屋みたいな感覚。
とりあえず寝たら治るかな、ということで就寝。


翌日検診も問題なし。
ただ、頭痛は治ってきたが瞳孔が元に戻らない。
先生に聞いてみたが、「そんなわけないよー」と言われた。
実際今めちゃ瞳孔小さいんですけどー。
「明日になっても治らなかったら連絡ください」と言われ帰される。

この検査の後からコンタクト・メイクOK。
見え方は特になにも変わらず。
光が漏れ込むような感じもなかった。運転も普通にできた。

心配していた瞳孔も、翌日には戻ってきた。
あとは8月2日の手術を待つのみ。
さすがに眼にメスを入れるなんて、怖すぎる。
でもあとちょっとだ。がんばろ。


近視矯正体験記 その3

2011-06-13 18:09:00 | Phakic IOL
すっかり忘れてました。
行ってきたので一応ご報告を。

6月7日(火)再検査

6/4~6の3日間、コンタクトを休止し、再検査です。
今回は眼内レンズの度を決めて発注するところまでの予定。

前回の検査から、変化がない事を確認。
今回は瞳孔を開く検査は無し。
基本的な測定(計測器を使用しての検査と、実際にメガネを掛けての視力検査)のみ。

最後に
「眼の長さを測ります。実際に眼球に触れますので麻酔の目薬しますね~」
と言われ、心の準備をしてなすぎてドキドキ。
・・全然痛くなかった。
ってか触られてる事にも気づかなかった。
麻酔の威力を思い知りました。しかも点眼後1分くらいで効いちゃうなんてすごい。


で、先生の診察。
よくレーシックで度を決めるときとかに、
「将来老眼になる事を考慮して、少し低めの矯正視力を目標に」
とか聞くんだけど、弱めに近視矯正すれば老眼も弱まるとかは無いと言われた。
MAXの矯正視力(1.5)を目標に設定。
(病院側も「完全矯正」の症例数を稼ぎたいのかなー、なんて裏事情も推測されます)
ちなみに、中途半端に「ちょっと弱め」とかいうのが結構難しいらしい。
ちょっと弱めにしたつもりがすんごい弱くなってしまったとかいうケースもあるようです。

実際MAX上がる保証はできませんがおそらく1.0は超えるでしょう、とのこと。
裸眼(と言っていいのか?)で1.0超とか人生初!楽しみでなりません。


その後、カウンセラーさんとお話。
次回の来院予約をした。
次は8月上旬の事前処置(虹彩切開)。
レンズは最短で2ヶ月後に到着。8月末に手術の仮予約。

最後にレンズ代金25万円を支払って帰宅。
お金を払ってようやく現実味が沸いてきた(笑)いよいよだぁー。

近視矯正体験記 その2

2011-06-06 01:33:00 | Phakic IOL
「その2」といいつつ、特に進捗ないんですけど。。
ちょっと目の話でも、と思いこのカテゴリに。



     ※メガネを撮るにはメガネを外さないといけないわけで。
      外すとなんにも見えないわけで‥。ノーファインダーで撮影。


無人島に何か1つだけ持っていくとしたら ――― メガネ以外ありえない。

写真右が裸眼でかけるメガネ。コレかけたら0.4くらい見える。
写真左が普段使用しているコンタクト。PWR -10.0。コレ入れたら0.6くらい見える。
で、写真中央のメガネをコンタクトと併用すると、1.0くらい見える。


レーシックやフェイキックを受けた人の体験記によく
「目が悪かったときの事をもう覚えていません」
というコメントを見かける。
見えるようになると忘れちゃうんだ‥。

近視度数-15の世界ってどんなの?とよく訊かれる。

メガネかけるとこんなカンジ。


裸眼だとこんなカンジ。

                                       ※イメージ図

自分の家だと歩けなくはない。
でもお風呂もメガネかけて入ってます。

見えるようになったら、私も忘れるのかな。
30年付き合ってきたこの視界を忘れてしまうのかな。
なんだか不思議な気分。


ちなみに、いろんな人から仕事中の眼鏡姿を褒められる。
眼鏡には「知的に見える」という謎の効果あり。
見えるようになったら、仕事用の伊達眼鏡でも買おうかな(笑)



近視矯正体験記 その1

2011-05-09 22:15:00 | Phakic IOL
※新カテゴリ「Phakic IOL」作りました。

近視矯正の道のりは長い!!
というわけで、まずは適応検査を受けてきたのでご報告。
レーシックは結構メジャーになりつつあるけれど、フェイキックはまだまだって感じなので
備忘録も兼ねて誰かの役に立てれば、と。

しかも、これまでいくら調べても自分ほどの強度近視の人を見たことがなかったので
少しでも最強度近視の方の情報源になれば、と思っています。