たとえば模型道楽

立春、雨水、啓蟄

春が立った頃は風邪で寝てた。雨水の頃は雪混じりの雨で寒くて寒くて何もする気無し。てな訳で、時期ずれの冬眠状態だったがこのまま啓蟄まで寝ていてもしようがないので、起床。

寝ながらでも手は動いていたようで気が付けばアラン(現アークモデル)の軽戦車群などが出来上がりつつあるし、タミヤ35ラジコンキングタイガーにはツインメリットシールが貼ってあるし、トミーのRSOには幌が付けてある。どうも老眼が進んだせいか48飛行機より35AFVの方に走っているようだ。32飛行機という手も有るがあの大きさで持っていたくなる機体はそうそう無いし、置き場にも困るからね。

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と言う訳でキャタピラ爺さんになっている。こいつらにも組み付けたが全部組み立て式。単調な作業を少し我慢するだけで実感のある姿になるのは捨てがたい。

古いキットと東欧製品の一般的な弱点はキャタピラで、樹脂製のは糊も塗料も利かないし、バラのは切り出して整形して組み立てると悟りを開けるのではないかと思われるような代物が多い。ここに画期的隙間商品が有って、これがカステンのキャタピラだけキット。よくもまあと思うほどかゆい所にてが届く品揃え、ただし結構な値段だったのだが、普通に組み立てられる製品だったのでアホはついでにと買い揃えていたものだった。もともと、伝統的キット付属軟質樹脂製キャタピラにはどうしても我慢できないから作ってみましたというマニアックな商品らしくよく出来た製品だ。おかげさまで、奇妙な車両達は車体の出来以上に実感の有る足回りで完成させることが出来る、ありがたや、ありがたや。

出来た順に載せて行くつもり。

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