1941年、イタリアがアフリカを何とか出来そうも無くなり、ドイツは仕方なしに軍を送る。のちのアフリカ軍団、砂漠の狐の手の者。お互い石油と運河は譲れないわけで、英連邦の鼠たちとの戦いは更に2年ほど続いた。砂漠の戦いは逸話に溢れ、古くはラットパトロール、最近では「Killing Rommel」など娯楽ねたにもなっている。まー、普通は狐の手下を作るのだろうがそこは英国贔屓、鼠の方がお気に入り。ただ、狐の方が人気ものなので随分の間はタミヤのマチルダ位しか無かったが何せモーターライズの時代の製品。しかし、何故かマチルダが新規一新となり、喜びの余り,再度カウンター迷彩で製作した。実に良く出来た製品で苦労無しで完成させられる、タミヤえらい、がんばれ。
ちょっと腰が引ける迷彩だがテープでマスキング、吹きつけで想像するよりも簡単に塗れた。色の濃淡よりマスキングのやり易さを考えた順番に塗る方が楽。エナメル筆塗りでも塗れると思うし、違った風合いに仕上がるはず。さて、とりあえず塗ったはいいけれど、本当にこんな色なのかなー。明るいストーン系と緑系のスレートはとりあえず良しとしておいても昔から水色とされているシルバーグレーが微妙。市販のエナメルはスカイ系の緑っぽい色(良く判らん。)なのだが旧タミヤ箱絵の刷り込みのトラウマが強く青っぽくしてしまった。
作り比べて最近のAFVクラブとどちらを?と聞かれたらためらわずこちらを選ぶ。作り易いし再現度も十分だ、何より分かり易い組説と扱い易いデカールの得点が高い。フィギュアー付も得点高し。おっと、これはミニアートのクルーだった。