すぴかのブログ

ヒマラヤンブルーポイント「おにいにゃん」&
ペルシャミックス「たまごろう」血はつながらなくても兄弟愛全開!

ネコを家族にしたら不妊手術を!

2010年07月31日 | ペルシャレスキュー


暑いね
たまちゃん
また猛暑が戻ってきた

昨日の午前中は涼しかったから
注射に行ってよかったね。





もう20年近くお世話になってる先生だけど
たまちゃんと先生は「はじめまして」なのです。

ご高齢につき
数年前から新患さんは受け入れていませんが
診てもらいたかったのです。


先生にたまちゃんの生い立ちのことを話すと
無責任な飼育をしていた元飼い主にとても憤慨してました。

それまで行っていた病院の獣医師は
近親交配で異常なまでに増えてしまったことを
「飼い主の無知による事故」
程度に考えてたけど

先生は
「飼い主の不適切飼育および飼育放棄による事件」
だと重く捉え
現場にネコはまだ残っているのか
飼い主に罰則は与えられたのか
など質問され

私は
「レスキュー後のことはよく知らないです」
と答えつつ

あらためて
みんなレスキューされて
新しいおうちも決まって、めでたし、めでたし
だけでいいの?と自問自答

いまだにあちこちで起きる多頭飼育崩壊
病気になっても病院に受診させない
それどころか充分に食事や水を与えないなどの飼育放棄
後を断ちません。

同じ悲劇とレスキューが繰り返されている現実

お願いです。
ネコを家族にしたら必ず不妊手術してください。
天寿をまっとうさせるまで責任をもって面倒をみてください。



診察台の上でも同じかっこしてたたまちゃん
カエル足→将来、足の障害が出てくる可能性があるか
聞いてみると





それより尋常でない近親交配で生まれたから
免疫病発症の危険性が大きい
免疫不全は避けられない
とのことでした。

同じ現場でレスキューされ
天疱瘡、溶血性貧血で亡くなったネコもいます。

たまちゃんも
腸の消化吸収が悪く、口臭があり

食事のあと拭いてあげても
痊瘡があごの下だけでなく
口のすぐそばとか数カ所に繰り返しできてしまいます。


もし何かの病気が発症したら
長生きはできないと思われますが

これからも
感染症の予防、快適で清潔な住環境
のんびり暮らせる日々を約束してあげたいです。


みなさまも体調管理にお気をつけください。
今日で7月も終わり
これからもおふたりさんに応援よろしくお願いいたします。
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おふたりさんと管理人からのお願い

ペットとして猫を家族に迎えたら必ず避妊去勢手術をしてください。 都会や住宅密集地では完全室内飼いしましょう。 天寿をまっとうさせるまで責任をもって面倒をみてください。 世の中の人すべてが動物が好きなわけではありません。 そして人の価値観は簡単に変えられません。 マナーの良い飼い主になることが猫や犬のしあわせにつながります。