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ユウとバイクとベトナムワイフと

ベトナム人と国際結婚した60年代男の日記です。
お金をかけないオートバイのカスタマイズとか、DIYの情報です。

交換したセルモーターの故障2

2025-02-22 20:35:54 | オートバイ


これ、2024年10月23日に交換したセルモーターを分解したものです。モーターのシャフトが軸受けとなる部分を破壊してしまっています。
軸受け部分にオイルシールがついていたので、破壊によりシール機能がなくなり、エンジンからオイルが流入してしまいました。また軸受けが割れたのでセンターが出ず、シャフトが偏心した状態で回転していたわけです。これにより、ブラシも斜めに削れて・・・

台形になってしまっています。これではコミテーターとの接触面積がわずかになってしまい、セルをまわすのに必要な電力を流せないのです。

セルモーターは先端部分をエンジンに差し込んで2本のボルトで固定します。ほぼずれるようなものではないので軸受けが壊れるというのは精度がでていないのかもしれません。
それでもやむなく、同じようなセルモーターを再度買って交換しました。

純正のセルモーターはまだ持っていて最初に交換してみたのですがそもそもブラシから銅線がはずれてしまったせいで再度さしこんでも接触が悪く大電流がながせないようでエンジンをかけることができませんでした。
フュージョンのパーツリストをみると、セルモーターのブラシが2種類あって、初期型は末尾が「008」であるタイプで、ブラシが2セットになっています。末尾が「901」のものはブラシが1セットで互換性ありません(最初にフュージョン用として売ってるものを買って失敗しました)。

初期型は一応Tokutoyoさんからでてるスティード用のものを流用し、絶縁用プラスチックを多少けずれば装着できます。
セルモーターの配線の抵抗をみると0.3Ωくらいでしょうか。。。。突入電流が40Aは最低流れそうです。


セルモータの交換はキャブレターのインテークマニホールドである樹脂の部品を外して、10cm程度の延長バーのあるソケットレンチなどをつかうと上から外すことができます。自分はラチェット式のドライバーにソケットアダプダをつけてボルトを2本外して、モーターをある程度移動してから+側配線をはずし、キャブレターの横から引き上げています。


ブラシは消耗品でかつ削れるとその粉が接触部分を汚し、だんだん銅板との接触がわるくなって最終的にセルがまわらなくなってしまいます。
なので遅かれ早かれブラシの交換は必要なんですよねぇ。。。ただフォーサイト以降は軸受けの部分にニードルベアリングが入っているので今回のような故障はほぼありえないと思います。流用できればいいんですが、固定部分が異なるのでそのままでは使えないんですよねぇ。。。ニコイチにするといけそうにもみえるんですが。


というわけで修理はしたのでまた走れるようになりました。

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