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精子提供ボランティア@南東北

ひとこと日記2022年3月

日々の出来事を綴っていきます。

精子提供ボランティア@南東北
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3/1 今のところ先月の提供も成功はありませんでした。なかなか結果が出ませんが、やるべきことをコツコツ続けていきます。


3/2 メールフォームがあるとはいえ、ドナー志望の連絡メールがコメント一言のみの場合は返信しません。どうぞ別の精子バンクにご登録ください。


3/3 雛祭りでした。男女関係なく子供の健やかな成長をお祝いします。


3/4 うれしい報告🧚がありました。


3/5 陽気な日が多くなってきました。屋外で活動的に動けるようになるのはいいです。本当にコロナ禍の冬は窮屈です。


3/6 現行制度のAIDは、第三者の精子でないと妊娠する方法が他にないことが適用の条件になるようなので、精子はあるけど射精障害で体外受精に進めなかったり、染色体異常等で体外受精で受精はしても妊娠まで至るのが難しい場合は適用外です。実際そのために私のような個人ドナーに頼まざるを得ない事情の方もいらっしゃいます。ネットでの個人取引を禁ずることも提唱されていますが、治療の選択肢が少ない環境下で禁止されるのは当事者のためになりません。


3/7 茨城の常陸大宮市が不妊治療費用の全額を年齢と回数制限なく無償にするのだそう。しかし常陸大宮市内には不妊治療専門クリニックはおろか産科も無い模様。保険適用外が決まっている卵子・精子提供が必要な方やPGT-Aなどの先進治療が必要な方にはいいのかも。始まってみて実際どうなるか気になるところ。出ていくお金に対して成果(出生数や移住者数)が低ければすぐ廃止になってもおかしくない制度です。


3/8 一部の不妊治療クリニックは人工授精や体外受精を自費診療とするそうです。保険適用の治療と適用外の治療を混合させることができないためです。保険適用によって助成金がなくなりますから、かえって負担が増える当事者が出てくることになります。なんとも悲しい事態です。


3/9 今後の法整備で同性カップルや独身女性への医療機関での精子提供が認められず、精子の個人取引が禁止になるとしたら、今より状況が悪くなります。そんな事態は避けなければいけません。


3/10 無精子症は100人に1人と言われていますが、不妊治療の保険適用で精液検査を受ける男性が増えれば、その比率も変わってくるかもしれません。


3/11 東日本大震災から11年が経ちました。当時、停電の中、車のワンセグで津波の映像を見て本当にこの世の出来事なのかと受け入れられなかった思い出があります。

いつ人生の最後がくるかはわかりません。後悔のないように生きましょう。


3/12 お気に入りのお店に久々に行きました。


3/13 ちょっとだけ日用大工をしました。中学の木工の授業を思い出します。


3/14 ホワイトデーはバレンタインのお返しじゃなく白いものを食べる日とかおくりものをし合う日になっていけばいいなと思います。


3/15 年度末で忙しいです。提供は思ってたより予定が入らずゆったりめな月です。


3/16 コンビニで飲み物とちょっとしたおやつを買って車内でひと休みするのが私のストレス発散です。


3/17 1年前と似たようなタイミングで大きな地震がありました。幸いにも体も家も家財も無事でした。地震後すぐ職場に行き関係先の安否確認と職場の片付けでほぼ寝れずでした。


3/18 地震の被害は震度6強にしては倒壊する建物もほとんどなく想像していたよりは小さい被害です。ただお亡くなりになった方もいらっしゃったのでお悔やみ申し上げます。

そして新幹線の被害が痛いです。提供で新幹線移動を要する依頼者もいるので早期の復旧を願います。


3/18-2 ガソリンスタンドの大行列も今回の地震では見かけませんでした。


3/19 大型の店舗はまだ休業しているところもあります。大方日常に戻った感じもありますが、道すがら高所作業車を多く見かけ、復旧作業に休みなく勤しんでいる方々もいらっしゃいました。敬意を表します。


3/20 不妊治療の保険適用からAIDは除外されることから、AID当事者は現行よりむしろ費用負担が増加します。悲しく腹立たしく思います。生殖補助医療の法整備と併せて保険適用への追加を早期に進めるべきです。


3/21 相変わらず花粉症なのですが、今年は薬を飲まなくても大丈夫なレベルです。


3/22 不妊治療の保険適用まで10日余りとなりました。保険適用に伴い、体外受精で男性の受診が必須になる病院が増えるようです。益々独身女性や女性カップルが不妊治療を受けるのが難しくなるうえ、受けるとしても危ない橋を渡ることになります。うまい方向にいかないです。


3/23 相変わらずSNSの精子ドナー批判に主眼が置かれた報道が多い気がします精子提供を受ける当事者が不妊治療の保険適用に伴い苦しい環境に追い込まれること、出自を知る権利や同性婚を巡る問題と併せて議論を促す報道をすべきです。


3/24 第三者精子による体外受精(IVF-D)をはらメディカルクリニックが始めることを発表していますが、不妊治療の保険適用から精子提供は除外されているので、できたとしても全額自費診療になります。さらに今まであった助成金もなくなります。


3/25 男女の夫婦の場合は、はらメディカルのIVF-Dを使うより、別の体外受精が可能なクリニックに第三者の精子を夫の精子と称して持ち込み、保険適用を受けて体外受精を行う流れが大きくなるのではと予想しています。


3/26 4月からの不妊治療の保険適用によって今後人工授精や体外受精用の提供の相談が増えてくるのではと予想しています。しかし、私はクリニックに夫役として同行したり、名義を貸したりすることは原則対応しておりません。また、クリニックの開院時間に提供のために時間を作ることも容易ではありません。非凍結精液を使う場合は特にです。相談が来ても合意に至らない案件も増えそうで不安です。


3/27 海外の精子バンクから精子を取り寄せて妊活する選択的シングルマザーの女性に密着したニュース動画を見ました。不妊治療の保険適用も国内民間精子バンクも法的な夫婦が対象となり、未婚女性が除外される点が強調されていました。そしてSNSドナーの批判も。法的な夫婦にしか安全な精子提供の道が開かれていないことがネット上のドナーに頼らざるを得ない人を生んでいるんです。法的な夫婦に頑なにこだわる国や学会に斬り込む報道を今後望みます。


3/28 年度末で忙しいです。


3/29 今週長くないですか?


3/30 精子凍結が保険適用外とか、ウソかホントかわからない情報が出回ってきました。ネットで調べてもよくわからず、悶々としています。4月以降いろいろわかってくるのでしょうか。


3/31 本日提供の予定でしたが、受診で排卵済みとわかりお流れになりました。4月からまたがんばります。




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