人はエレンタールのみで生きるのではない

ドクター(博士)だけどドクター(医師)ではないクローン病患者の日記、思うこと

一段落着いて

2009年03月27日 12時32分31秒 | 日々の雑記
25日に学位授与式があり、無事博士号を取得することが出来ました。博士課程在籍中にクローン病を患い、一度は博士号取得を諦めかけていたのですが、多くの人の支えがあって無事卒業までこぎつけることが出来ました。プライベートな知人にはこのブログをあまり知らせていないのですが、この場を借りて多くの先生、友人、家族の支えを心より感謝いたします。授与式の後、恒例の研究室回り(お世話になった先生方に感謝のお礼をすること)があったのですが、せっかく法律事務所で働くのであれば弁理士の資格を取ってみたらどうかという言葉を沢山の先生方から頂きました。知的財産権はこれから重要視される権利ですしね。今後のキャリアプランを考えた時、一番理想的なのは弁護士になって親父の仕事を継ぐことですが、さすがにロースクールに通うのは体力的、分野的に難しいです。でも、弁理士なら今までの知識が役に立ちますし、いろんな研究者と交流もありますし、父の事務所と連携して仕事をすることも可能です。まだ、卒業したてで変な興奮状態にあり、今すぐ弁理士の資格を目指そうという気持ちにはなれないのですが、せっかく長い間研究をしてきたので法律事務所で働きながら大学の講師の枠を待つのと同時に弁理士の資格勉強も同時並行でやっていこうかなと今薄らぼんやりとですが考えてます。ただ、体が一番大切なので無理の無いように、とりあえず4月1日まではぼーっとしてようと思います。