前回の講義で有栖川塾長から出された、
「架空の小説作品があったとして、その販促効果を高めるためのコピーを考えよう」
という宿題の提出から始まったのですが・・・

教室の後ろに、数名の方が座っております。
これは一体・・・?

有栖川塾長がお招きしたゲストの方々です。
左から、
某出版社の小説雑誌編集部の編集次長、栗城さん。
作家の田中啓文さん。
作家の牧野修さん。
田中さんと牧野さんは、私も大ファンなので、突然の来訪にド肝を抜かされました(もちろん私は、スタッフとして大人しくしてました)。
このお2人には、私が『かまいたちの夜2 -監獄島のわらべ唄-』をプレイしたときから、ガツンとはまってしまいました。
それから、お2人の著作を貪るように読み出して、さらなる深みにハマッていくわけです。
(牧野さんの『呪禁官』、田中さんの『異形家の食卓』がかなり好きです)
牧野さんは、私が持っている数少ないゲームノベライズ『デビルサマナー ソウルハッカーズ死都光臨』まで手がけていたことを後で知り、さらに衝撃を受けた記憶があります。
田中さんは先日、『渋い夢』(ミステリーズ!28号)で歴史ある日本推理作家協会賞の2009年度短編部門を受賞されました。おめでとうございます!
そんな大御所作家お2人と、敏腕編集者。

すごい面子にじっと見つめられる中、創作塾の授業がスタート。
これにはさすがに塾生も緊張?
私も緊張です。
がたがた。

さて、冒頭でも書きましたとおり、前回の宿題を集めて、有栖川塾長がそれをみんなの前で読み上げます。
後方で、敏腕編集者と2人の作家の瞳が鋭く輝く!
これは怖い! 震え上がる塾生たち!(うそです)
編集者の栗城さんは、コピー用紙の裏になにやらメモを取っていました。
塾生作品の批評をされていたのでしょうか?

有栖川塾長が、「せっかくですから」とお3方にご意見を伺う場面も。
みなさん、ご丁寧に塾生作品についてアドバイスをしてくださいました。
恐縮です。

授業後に別件で訪れていた作劇塾塾長の中山市朗氏と挨拶をしている場面。
田中啓文さん、牧野修さん、有栖川有栖塾長、中山市朗塾長
の4名の作家、プラス編集次長。
すごい場面です。
さすがに、今日はいつも以上に緊張した一日となりました。
塾生のみなさんも、有栖川塾長以外の作家さんや、編集者から意見を聞けて、いい刺激になったと思います。
さて、次週には本日有栖川塾長が読み上げたみなさんの宿題を一部ずつお渡しします。
非常に個性あふれる内容となっていましたので、各塾生さんの考えがさらによくわかること間違いなしです!