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少しずつ・・・いや急激に冬の訪れを感じるなか、本日から第12期有栖川有栖創作塾が開講しました。
今期は復帰組が2名、新規で入塾された方が2名。
合計11名でのスタートになります。
皆様、今期もよろしくお願いします。
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第一回目の授業は、いつもお馴染みとなっている自己紹介から。
第11期から続けて受講される方は、今期が始まるまでどんな活動をされていたのか、今期の意気込み、などを話していただきます。
新しい塾生さんは、どうして作家を志そうと思ったのか、などを中心に話していただきます。
今回入塾された方のお一人、T・Wさんは旦那さんと合作で作品を書いているそうです。
以前にも一度、旦那さんとご一緒に見学されたことがあります。
小説の合作は珍しいので、今後どんな作品をお作りになられるのか、非常に楽しみです。
もう一人のR・Sさんは、かの有名な小池一夫さん主催の劇画村塾を母体とした塾に通っていた経験があるそうです。
そこでキャラクターの大切さを学び、それを活かした小説を書いていきたいのだとか。
個性豊かな新塾生たちのご参加、心より嬉しく思います。
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本日は第一回目の授業なので、合評はありません。
自己紹介のあとは、有栖川塾長の講義。
「今期で小説を書いていくための脳内スイッチをオンにしてください」
という前フリで始まった講義内容は「小説を書く上で大切な要素」。
まず有栖川塾長は大切な要素の一つとして「人生経験」を挙げられました。
それに対してG・Sさんは言います。
「確かにジェットコースターのシーンを書くとき、実際乗ったことがある人のほうがリアルに描けますよね」
何事も経験ということですね。
続いて有栖川塾長は小説に限らず、映画、演劇、音楽、マンガ、ゲームといったあらゆる娯楽メディアに触れたほうがいいともおっしゃいました。
もちろん人間には好き嫌いがあるのですべてに触れるのは難しいかもしれませんが、「いい作品は絶対にいいので、吸収できるものは必ずある」というのが有栖川塾長の持論です。
また新しい作品しか見ないのではなく、古い作品も見る。
逆も必要で、古い作品しか見ないのではなく、新しい作品も見る。
そうしたバランスも大切だとおっしゃっていました。
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授業終了後、さっそく新塾生さんに話しかける古参の塾生さんたち。
創作塾にやってきて作家を志す人たちはみんなファミリー。
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有栖川塾長も新塾生さんに話しかけています。
新しい方々は最初こそ緊張しているかもしれませんが、すぐに打ち解けられるのが創作塾の特徴。
楽しい創作談義に花を咲かせましょう。
改めて3ヶ月間、どうぞよろしくお願いします。