てくてくライブラリアン 

指宿市立図書館職員ブログ

南指宿中学校に朝の読み聞かせに行きました。

2012年11月21日 | インポート

私は2ー1でした。

この月曜日には山川中学校3-1の読み聞かせに行きました。

山川中学校では「わたしのとくべつな場所」を南指宿中学校では「ミラクル・ベイビー」を読み、「おもかげ復元師 笹原留似子さんの「震災絵日記」「ふたりの箱」「世界でいちばん幸せな国 ブータンの言葉」を紹介しました。

笹原さんは津波や火災で大きな損傷を受けた遺体を生前の姿に戻す「復元ボランティア」として活動し、「シチズン・オブ・ザ・イヤー」といい2012年1月に社会に喜びや感動を与えた市民に贈られる賞を受賞した方でもあります。「復元納棺師」として株式会社「桜」の代表も務めておられます。2012年8月17日のNHKスペシャルでも放送されました。津波でガレキにまみれた人々の姿はとても一言でその人だと認めたくないありさまだったそうです。そこで彼女は生前の写真や家族の言葉からその方の生前の姿に戻していったそうです。実に300人の復元をされたそうです。ごわごわになった髪を洗い、シャンプーしてリンスしたら、子供らしい素直な髪に戻ってかわいくてかわいくて誰もいなくなった所で抱きしめてしまった話しや高校生のくせにマスカラしていて怒っていたお母さんが亡くなった娘さんのまつげにマスカラをしてあげた話しなど自筆の大きな文字で書かれてあります。

朝読にあまり悲しい話しはと思い、ざっと紹介だけをしましたが、一番食いついてくれた本でした。最後はブータンの紹介で終わりました。

中学生に読む本はやはり小学生とは少し違います。人としても重みもわかる年です。14歳だから伝えたい本もあります。選書8割ですね。やはり何の本を読もうかとするところで読み聞かせ会の成功、失敗は分かれると思いました。生徒には悪いのだけど、その失敗も司書や図書館職員を育てはするのですけどね。

南指宿中学校の先生方、学校司書の方々、担当校のM先生、いい機会を与えてくださりありがとうございました。

shimo

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1週間ぶりの開館でした。

2012年11月21日 | インポート

特別整理期間を終え1週間ぶりの図書館の開館でした。。
朝から利用者が途絶えなく、配架して帰ってみるとブックトラックは返却の本でいっぱいで、その繰り返しだったようです。
貸出冊数は指宿図書館委託始まって以来の1,007冊。8割が大人でした。

これまで<wbr></wbr>どんなに多くても600冊台だったのが700冊台飛び越えの100,7冊。すごい!!

「久しぶりだったね~待ちかねたよ」と声をかけてくれる笑顔の常<wbr></wbr>連さん

思い思いに館内で過ごされる方々。

図書館は終日、人の絶えない<wbr></wbr>一日になりました。

日曜日、「両面テープはがしスプレー」をがんがん吹いて壁のシー<wbr></wbr>ル汚れを剥がすのに、通りに面したガラス窓を開けて作業をしてい<wbr></wbr>たら小学3年位の女の子が「としょかん、でんきついてないよ~!と<wbr></wbr>しょかん、にちようびやすみだっけぇ?」と叫んでいました。

無視する<wbr></wbr>のもと思い、ガラス窓から顔を少し見せて「今ね、一年に一回の図<wbr></wbr>書館の特別整理期間なんだよ。本がちゃんとあるか一冊一冊数えてるんだ。ごめんね。本当は日曜日もあいてるんだけどね」と言う<wbr></wbr>と「え~!タイミングわるっ!としょかん あいてないって さい<wbr></wbr>て~~~!」と言われましたさいて~って・・・

「としょかんあいてないってさいて~!」という彼女の達のおしゃまな言い方もかわいくて、さいて~なんだと思わず笑ってしまい<wbr></wbr>ました。ただ、図書館はやはり回転していて、いつも絶え間なく動いていて、管理する力がないと本が無造作に置いてある図書館になってしまうものです。使いやすさ、見つけやすさ、品揃え、そんな影の力が魅力ある図書館につながっていくのです。管理する時間もください、また、よりいいサービスにつなげますから、との思いもあります。

とは言いながらも、図書館大好きな大人にとって図書館の閉館はやはり痛いですよね。

そこで1週間ぶりの開館にあたり、休館に協力してくださったこと<wbr></wbr>へのお礼の言葉を入口に貼ってみました。無事に蔵書点検が終わっ<wbr></wbr>たこと、不便な点があったら教えてくださいとのこと、これからも<wbr></wbr>がんばっていきます、ということ。こんなにも長く締めてしまうこ<wbr></wbr>とが市民にとって、不便をかけることを私たち図書館員がきちんと<wbr></wbr>自覚することは大事だなことだな・・・と思うことでした。

利用者の方がこんな風におっしゃっていました。「あなたがたが来るまでは図書館が薄暗く、古臭い本、態度悪い職員、本が入りきれなくて本の上に本を横載せにしている本棚でしたよ。」と。うう・・・ん。ですね、そんな図書館でもあったのでしょう

まさか、1日1,000冊も貸出される図書館になろうとはです。入館者は248人でした。(自己申請なので正確ではありません)平均して4冊位借りて行かれている計算になりますね。いつもは、こんなに本が揃っていないのです。でも、今回は長い休館で返却された本も多く借りる方にとって、よりどりみどりの本が揃っていたのもあるようです。するなら、やはり、選択肢が多ければ本は出ていくということです。本の購入費もあがるようにがんばらなくっちゃと思いました。

職員のみなさん、御苦労さまでした。GOOD JOB!(民間企業なら大入り袋物です

shimo


南指宿中学校朝の読みきかせ♪

2012年11月21日 | インポート

本日、8時15分から15分程度、指宿市立南指宿中学校さんの朝の読みきかせに、指宿図書館のshimoさんとTでお邪魔してきました

旧指宿市の小学校・中学校の学校司書の先生方がいろいろな学校に読みきかせに行かれているのですが(先日は、「おはなしのとびら」にも来ていただきました)、南指宿中学校さんはクラスの数が多いので、指宿図書館にお声がかかりました

私は、1年生のクラスにお邪魔したのですが、やっぱり知っている顔も多く、楽しい気分で読みきかせをさせていただきました

きょうはなんてうんがいいんだろう (大きな絵本)

わたしはあかねこ

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発売日:2011-08

の2冊を読みました

読みきかせが終わるたびに、「ほう」とため息をついて、笑顔を見せてくれるような、素直な子どもたちでした

南指宿中学校のみなさん、先生方、司書部会の先生方、ありがとうございました~

指宿図書館 T

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