てくてくライブラリアン 

指宿市立図書館職員ブログ

13日より指宿図書館は初の蔵書点検に入りました。

2012年11月13日 | インポート

本日13日(火)より18日(日)まで指宿図書館は蔵書点検及び特別整理期間に入りました。館は特別休館に入っています。電話も基本、不通になっています。よろしくご協力ください。

初めての蔵書点検ですが、順調な滑り出しです。

不慣れな感じですが、みんな頑張っています。本を動かすと本には以外に?思った通り?埃、虫の死骸などもあります。それがかなり喉を傷めます。ぜんそくを引き起こしたりもします。また本に付着していた埃で手もかなり汚れ、荒れます。従ってみんなこの格好。掃除までいけばいいのですが、いくように頑張りましょう

まずは開架の本の確認です。1日目でどこまでいくか・・・。

shimo

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職員研修「特別支援」

2012年11月13日 | インポート
公共図書館には様々な利用者が来館されます。
近年は、大人でも、「ん?この人何だか不思議?」と思う方が<wbr></wbr>いらっしゃいます。
こちらの話しを聞いて下さらず、同じことを繰り返され職<wbr></wbr>員だけではなく他の来館者にも一方的にグイグイ話しかけ<wbr></wbr>られたりする方もいらっしゃいます。
あまり、何度も声かけするとパニックになったりもする方<wbr></wbr>もいます。
自閉症の方は、自分のペースを否定されたりすると混乱して奇声を発したり、飛び跳ねて表に飛び出す方もいます。
そんな特徴を知る事で館でのトラブルを抑制する事につながります。(図書館における危機管理)
そこで、2館職員研修で『特別支援を要する方への<wbr></wbr>理解についての研修会』を学びました。
『LD』『ADHD』『高機能自閉症』(スペクトラム)などの症状とその<wbr></wbr>対処方法を学びました。

不思議な方が見えた時、『苦手だわ~!』と感じたり事務<wbr></wbr>室に戻ってから愚痴るのではなく、特徴を知り、職員みん<wbr></wbr>なでサポート出来る図書館でありたいと思うのです。

★ 行動は修正するが、人格は否定しない。

講師の池上先生の言葉でした。先生、お世話になりました。
shimo
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指宿高校創立90周年記念授業

2012年11月13日 | インポート

という企画があると聞かされたのは今年、年明け早々でした。いろんな人とのつながりで推挙されたとのこと。ありがたいことだとお受けし、先週末10日(土)に公開授業を2コマさせていただきました。1年から3年までの生徒達に聞きたい講師から第1希望、第2希望、第3希望と希望をとり33名ほどに振り分け、聞きたい講師の授業を聴きに行くという仕組みでした。セレクトされた講師は10名。「ようこそ先輩」みたいなものでした。今、図書館で働くようになったこと、今、図書館でどんな仕事をしているかというような話しをパワポにまとめて話しました。私が2番目に若い講師でした。30代の弁護士さん、私、ローソン宮ケ浜店の大山酒造の大山さんで、あとは60代~70代の大先輩ばかりでした。こんな若輩者の私を推してくださった皆様に心から感謝致します。

記念講演はアフリカ音楽を伝える若きミュージシャン「サカキマンゴー」さんでした。素敵なアフリカとの出会いを音楽付きで聞かせてくださいました。

夜は岩崎ホテルで200名からの祝賀会になりました。また沢山の先輩方との出会いがあり素敵な時間になりました。名刺沢山プリントしてお渡ししてきました。またどこかにつながるといいなぁ・・・と思うことでした。

関係者の皆さま、御苦労さまでした。

shimo

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K君の結婚式

2012年11月13日 | インポート

K君は、指宿高校を出たのち広島の大学に行き、広島の会社に勤めていました。それが、指宿にお返し出来るような、指宿の人達の役にたてるような仕事がしたい、と指宿に帰って来て図書館の2階で勉強するようになりました。

人柄の良さで毎日会ううちには仲良しになり、「図書館ボランティアしない?」なんていつもの勧誘が始まり、配架をしてくれるようになりました。また、市役所に入るのであれば、指宿市内の中学校への読み聞かせに行くのもいい機会になるかとお誘いすると快諾し、何度か読み聞かせの練習もし、彼は母校の南中と山川中学校の朝の読み聞かせに行ってくれたりしました。彼の語る「デューイ」に中学生女子は朝から泣いていました。泣かせてごめんね。

そしてK君は見事市役所に入り市民の為に、地域の為に活躍の場を広げました。それでも彼は何かにつけて図書館に来てくれ「館長」と声をかけコーヒー飲んで行ったりしていました。

そんな彼が11月4日にかわいいお嫁さんと結婚しました。

そして私までも招待してくれました。図書館で出あった御縁で結婚式にまで呼ばれるとは思っていませんでした。そんな彼の人柄に当日は250名もの方々がお祝いにかけつけました。

これから奥様、赤ちゃんと御縁がつながることを祈っています。がんばってね、大黒柱さん。もうあの学習室の隅で背中丸めていたあなたはどこにもいないわね^^

shimo


恒例のマタニティーおはなし会

2012年11月13日 | インポート

11月5日(月)19:30~ 指宿市保健センター主催の育児教室の一環の妊婦さん向けのマタニティーおはなし会に行ってきました。

今回も15組くらいの新しい命を授かった御夫婦がお見えになりました。沐浴教室も兼ねているこの講座は旦那様の参加確立99%くらいです。なかには妊婦さんのお母さんらしき方の参加もありますが、ほぼ、新米パパになろうとする方々と共に来られます。

そこに立ちはだかる図書館のおばはん。って感じにはるのですが、帰りには「図書館の館長さんの話がよかった」と言い帰ってくださる方もいるとかそう思っていただける為に私は私で真剣勝負で行くわけですから。その言葉は大変ありがたいものです

さて、今回もラッパーな感じの若いパパに、そのパパが「こいつ!」と見染めしママがいらしていて、聞いてくんないかなぁ・・・と思いながら話すと相槌とかバンバン打ってくださり、「おおお!いいパパじゃ~~ん」というナイスな反応を見せてくれたりするので元気が出たりします。図書館で待っていてもなかなかお会い出来ないような空気を持っている方々との出会いがここにはあり、とてもいい空間になります。そして私がこういう講座に行った数日後は必ず名づけの本やイクメン系の本を借りに来られる方がいらっしゃるのです。ありがたいことです。

保健センターの方も、「館長さんの話は何度も聴くけど、一度として同じ話はなく、その切り込み方が毎回違うので、自分達もすごく楽しみです」と言われます。今回の目玉は福音館書店の赤ちゃん絵本012から「まるくておいしいよ」と、そのお薦め文でしたやるよねぇ~!

切り口は3人産んできたなかでの記念品。

ある時はへその緒、ある時は母子手帳、ある時は育児日記、ある時は乳幼児向けのエピソード付きに絵本、また絵本に関連する手作りの品々等になります。こういう話が出来るのも子ども達のおかげさまです。子育てって究極のボランティアだと私は思っています。無意識のね。自分の時間の全てを使い、自己なんてない、全ての時間が子どもの為って時間を過ごすのです。こういう聞くと大変そうに思うけど、育てている時ってかわいさしかないんですね。でも、自分以外の別の個体の為にここまで尽くす経験が人を育てます。

親は子どもを育てながら親になるのです。と、そんな話をしながらの私のマタニティお話し会は進みます。そうすると、子育て経験のあるおばあちゃんが、すごい勢いで首をたてにされ聞いてくださいますそんな姿を見せていただくのも楽しい時間です。また、思いがけない方々と再開する機会にもなります。

次回は2月12日。寒い頃ですね。どんなおはなししようかなぁ・・・

shimo

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