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前頭葉の働きが衰えると
何もかも面倒くさくなったり
効率よく仕事ができなくなったり
感情を抑えることが
できなくなったりするとか
ネットで見つけて
ブログを書くことは
前頭葉の働きを活発にする効果が
あるそうなので
映画の感想など
書いてみようと思う
U-NEXT ■■時計じかけのオレンジ■■
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映画ファンなら絶対観てないとモグリだと言われるくらいの、映画史に残る名作と言われている作品。コロナで外出自粛して、時間が有り余っている中、ようやく観ました。
公開された時に、映画館で観てたら、すごく衝撃を受け、忘れられない作品になっていただろう。でも、iPadで寝っ転がりながら観たから、非常に斜めからの鑑賞になってしまったと思う。
正直、正視できない残酷な所とかグロテスクな所とか、ちょっと飛ばしてしまった。
これから観る人のお楽しみを奪いたくないので、これから観る人はこの先読まないでください。
英会話学校で、製薬会社に勤める人が紹介してくれた新聞記事思い出した。
子どもの脳の構造を見れば(遺伝子検査をすれば?)将来、暴力的・破壊的・反社会的な行動をしたり、サイコパスになったりするかどうか、分かる。そのような潜在的破壊者は、子どものうちに見つけ出して、そのような行動に移らないように、薬でコントロールできる。
その製薬会社に勤める人は、「それは社会にとっても本人にとっても素晴らしいことである」という意見の持ち主だった。
私はそれに、「とんでもない!」 という反応を示した。
「将来あなたはサイコパスになるよ。そうなったらいけないから、薬で治すよ。」という考えそのものが、その子を絶望させ、反抗心から犯罪に走らせるのでは?犯罪に走るかどうかが遺伝子で決まっているなら、犯罪者の子どもは就職や結婚で差別を受けることになる。犯罪を遺伝的なものとする考えは危険。
と、私は感じたのだ。
この映画にはそれに似たことが出ていた。
映画の中に登場した実験的治療の結果、主人公が反社会的行動を取らない(取れない)人間になったとしても、それはその人そのものが改善されたのではない。薬とマインドコントロールで、行動を操作されているだけ。
こんな風になって、犯罪を犯すことはなくなったとしても、果たしてそれは、本人にも周りの人にも、幸せなことなのだろうか?
治療によるコントロールはいつか効き目が切れるかもしれない。
それじゃだめ。
心から、「人を傷つけることはいけない」と感じなければ。経験によって、教育によって、「人を守ろう」という意思が育まれないと…
と、思った。
一方で
こういう人、生まれながらの悪人っているのかな、と思った。そういう人は、教育やら、周りの人の愛情などでは、止められないのかな。
性善説か性悪説か。
私は性善説を信じたいけど、反射的に、主人公のようなタイプの人は、理解したいとも思わない、即座に拒絶したい衝動を覚えた。
そういう拒否反応も、非常に残酷なものだと気付いた。
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