常民の青い空

あるいは地域社会に住まう中年男というペルソナ

”時の流れを止めて”が消えたのは

2014-08-18 | その他

 「べっちんとまんだら」松本次郎 太田出版2009/12/10のP276~277
主人公たちがカラオケで歌っているのは「世情」中島みゆき の2番
アルバム「愛していると云ってくれ」の最終曲で、この曲を聴いたときは戦慄したものでした。

 中島みゆきさんの意図は違うみたいですが、
私は1928年9月ワイマール共和国の街頭
誰だったかな名前を忘れてしまったけれど、自動車修理工上がりの共産党党首と
NSDAP ベルリン ガウライター(地区責任者)P・J・ゲッペルス
(のち啓発宣伝省長官からヒトラーの死後 首相となり連合軍と終戦交渉をするが不調で自殺)
がともに壇上で獅子吼していた場面を思い出してしまいます。

 この歌詞少しおかしい。
歌ってみると

「世の中はとても臆病な猫だから
他愛のない嘘をいつも
ついている
包帯のような嘘を見破ることで
学者は世間を見たような気になる

シュプレヒコールの波-通り過ぎてゆく
変わらなーい夢を流れに求めてェ

時の流れを止めて
変わらない夢を
見たがる者たちと戦うため~」

太字下線部分がありません。
なぜなのでしょう?


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