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NECが図書館等公共施設向けのSaaSを販売開始

2010年08月31日 16時08分26秒 | Weblog
24日、NECは図書館など公共施設向け図書資料の予約貸出、利用者データの管理等の基幹業務システムをSaaS型で提供する 「GPRIME for SaaS/図書館」の販売を開始しました。
SaaSとは、ソフトウェアを提供者側のコンピュータで稼動させ、ユーザーはそのソフトウェア機能をインターネットなどのネットワーク経由で利用しサービス料を提供者側に支払う形態です。

「GPRIME for SaaS/図書館」は、最新の技術を使用しながらコスト削減できるように商品化されたもので、同等のシステムを施設で運用する場合よりも5年間のコストを比べると同社試算で30%の削減、システムの導入期間の50%の削減が見込めるとNECは試算しています。このシステムは基幹業務に関してだけではなく、昨年から提供している「GPRIME 電子図書館サービス」のSNSや「ワイワイライブラリー」での情報共有、自治体間相互蔵書貸借システムと連携することで、よりニーズにあったシステムを提供することが出来ます。
NECは今後3年間で、約100の公共施設・団体の図書室・資料室への提供を目指すとしています。

近年、Linux等のオープンソースを利用してコスト削減を目指す公共団体が増加傾向にあり、上記の形態で販売されるシステムの需要は今以上に増えていくと考えられています。

Saasについての詳しい内容はこちら↓(IT用語辞典)
http://e-words.jp/w/SaaS.html

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