Cisco Systems は、大企業向けルータの多くに同社が開発した『IOS』オペレーティング システムを採用しているが、小規模企業向けに推奨するのは、IOS ではなく『Linux』を用いた新製品らしいです。 
Cisco は15日、統合脅威管理 (UTM) 機能を備えた
『Cisco SA 500 Series Security Appliances』など、複数の小規模企業向けネットワーキング製品を発表した。
SA 500 Series では、ファイヤーウォール、VPN、スパム対策、URL フィルタリング、ウイルス対策など、標準的な UTM 機能各種を提供されています。 
新製品は Cisco の大企業向けルータと競合するものではなく、よりシンプルでセットアップも容易と、小規模企業ユーザーのニーズに特化しています。 
今回新しい小規模企業向け製品を投入したのは、Cisco が景気後退の中で事業を成長させる活路として小中規模企業 (SMB) 市場に注力していることが背景にあり、今後成長が見込める分野として特に小規模企業向け市場を挙げていました。 
Cisco が今回発表した小規模企業向け製品において低価格とシンプルさを実現するためには、IOS ベースではなく Linux OS ベースの製品が必要IOS を採用しなかった理由だそうです。