JCP能登 渡辺ゆう子です。

2012年の総選挙につづき2014年総選挙・石川3区の渡辺ゆう子です。
日々の党活動を紹介します!

消費税増税と伝統産業

2013年10月03日 | 日記
みなさんものすごくお久しぶりです。羽咋市議選からはや一カ月がたち



気づけば七尾市議選告示まで10日しかありません。この間私は七尾での



ビラまきや後援会まわり、そして礒貝和典市議との街宣にまわるなどして



いました。そんななか10月1日に、ついに安倍首相が予定通り消費税8%



への増税を表明しました。国民の多数は消費税増税に賛成していない。私



のまわりの友人ですら口にするのはこれから自分の生活がどうなっていく



のかという不安でしかたないということです。



今日のしんぶん赤旗を読んでいたら京友禅の染屋さんの消費税増税反対の



声がのっていました。そのなかで「伝統産業を守りたい」との思いだけでは



商売は続けられないのではと不安とありました。この言葉を見て改めて日本



が誇る伝統産業の存続の危機を感じました。私の父は加賀友禅作家です。



しかも友禅の道に入ったのは京都の京友禅が最初です。



能登から単身京都にいき、京友禅の会社で働きその後金沢へ移り加賀友禅作



家になりました。自宅が工房だったため小さい頃から父のとなりで絵ばっかり



描いているような子でした。



私も父の仕事にあこがれていました。しかし、私が成長するにしたがって状況



は変わっていきます。昔はお弟子さんやパートの人もたくさんいてにぎやかだっ



たのが、友禅の仕事だけでは生活していけないと母が外へ働きにでるようになり



ました。そして私が中学生になったときにはお弟子さんもひとりになり、最後は



工房に父1人になってしまいました。その父も今では半日外に働きに出ています。



しかし、この状況は父だけではありません。おおくの作家さんが廃業やほかの仕事



に変わるなど加賀友禅の作家さんはかなり減ったと聞いています。このままでは加



賀友禅の後継者も育たず、産業そのものがなくなってしまうと心配です。



着物は贅沢嗜好品です。今でも着物は売れないなか更に消費税が上がれば



ますます売れなくなってしまいます。赤旗に登場していた染屋さんのように



円安による糸価の値上がりや重油の値上がりで経営に大打撃をうけても、職人



下げず、問屋から値段を安くと言われても経営努力で持ちこたえているところは



どうなってしまうのか...



私も父に加賀友禅の仕事を続けてほしいし、友禅だけではありません他の伝統産



業も守りたい。そのためにはあきらめるのではなくみんなで声を上げ「消費



税増税反対」の世論をさらにひろげることにかかっていると感じています。




写真は能登島での街宣のときのものです。




夕日がすごくきれいだったのでみなさんにも



さらにおまけの3枚。何やら近づいてくる...



「ん?犬」



犬も気になる礒貝市議の演説です




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