昨夜 宿のご主人に「加茂ガイドマップ」頂き見ると黒木ダムの北に桑谷たたら遺跡の表示あり
案内書にあるもご主人知らないと?「たたら遺跡」見たいと・・」訪ねて来たのは私が初めてとか
宿を辞し黒木ダムを通過し宿から10k 黒木キャンプ場
キャンプ管理人に問うと以外にあっさり「あぁ 在りますよ しかし行けるかな」なんか頼りない返事
↑ キャンプ場から歩いて引き返すこと60メートル程 バス停看板を確認し横道に入り突き当たりを右へ
蛇が突然現れても
驚かない雰囲気のジメジメした道 数歩で石蹟 アッタ 

石碑の周辺雑草の中 カナクソ 探すもない こまで来て諦めるのも悔しくて・・傍のお墓の横道に入ると
(カナクソ 砂鉄から鉄を精製する時に生じる不純物)
踏み荒らされた道に 木々の下に 鉄滓(てっさい カナクソ)
変形した石でなく 鉄サビ色のカナクソが足元に無造作に ゴロゴロ
司馬さんが訪ねたのは1975年1月8日(昭和50年)ここで鉄サビ色のカナクソを手に持ったと書いている
「直径15センチもある大きな切り炭が 象嵌(ぞうがん)されたように土にはめこまれている・・」
「・・見ているうちに体がふるえてくるような凄味さえ感じられた」砂鉄のみちから
司馬さんが感動された場所に立つことは残念ながらできなかった 場所は字 小円道?らしい
私ごとですが「ウッデイ・ハウス加茂」に着いた時 駐車場にいた地元の老人に「桑谷たたら遺跡」聞くも?
彼は数人の知人に電話し場所を問い合わせしてくれましたが解らず 丁寧にお礼をのべ別れました
驚いたことに翌朝 電話があり
「遠くまで来てくれ場所が解らないのは申しわけない 私も一緒に同行して探しましょう」
私の探索に付き合う彼の申し出に心苦しく 辞退し 後 遺跡の現場に立てたことを報告