お~い はな
もう何ともないね
いのりが元気になり、ひと安心していたら
今度は、はなだ
十日ほど前の事だ
窓から何気なく外を見ると
はなが寝ている
いつものことかと思ったが、何やら嫌な予感がして
勝手口のドアを開けて、声をかけた
いつもなら体を起こすのに、動かない
急いで、様子を見に行った
どうやら起きれないらしい
前日、それまで置いていた牧草ロールの食いが悪かったので
新しいロールを、その横に入れた
そのロールとロールの間で寝転がってしまい
体がはさまり、身動きがとれなくなったようだ
あわてて、もくしにひき綱をつけて引っ張る
あいにく、夫は視察に行って留守だ
体を起こすように、引っ張り続ける
有り難いことに、なんとかはなは起き上がってくれた
でも、起き上がっては、すぐ座り込むので
獣医さんを呼んだ
足も体も異常はないとのこと
安心したが、念のため
はなだけ馬小屋に入れて、一晩中様子を見ていた
獣医さんの話しによれば
馬は起きれなくなったら、牛より短時間で命を落とすという
麻酔をかけただけでも、麻痺が残ることもあるらしい
よかれと思って入れたロールだが、不注意で
あわや、大変なことになるところであった
あ~ また
寝てる