牛と暮らす

北海道で、牛達と暮らす日々を綴ります。

ディセンバーのしずく

2017-02-16 21:18:00 | 牧場


昨日から2泊3日の日程で、夫は6次産業化の視察に行った

山形で和牛一貫肥育農家を視察
肉牛での6次産業化を

宮城で自牧場生乳を利用してのヨーグルト製造プラントを視察
乳牛での6次産業化の可能性を考える、という目的だ



10年ほど前、新たに哺育育成預託事業を始め
一昨年春には、搾乳を始めた

牛の数もだんだんと増え、今では470頭ほどの牛がいる

規模拡大路線を進んでいるようで
牛の顔が見えなくなるのではないかと、心配していたが

6次産業化の方に舵を取ってくれて、少しほっとした



牛が健康で長生きできるよう
食べる物にもこだわり
できるだけ自由に動けるよう
大切に思って、育てている

和牛も、今は繁殖農家だが
やはり、最期までこの手で育てて、送り出してやりたい



そんな牛達の牛乳やお肉を
自分達の手で
みなさんの元へ届ける

上手くは言えないが
最初からその最期まで
これが牛を育てるということなのかもしれない
と、ふと思った



まだまだ、勉強の段階であるが
気の早い話で、ネーミングだけは考えている

思い出深い牛達の名前をとって
“ ディセンバーのしずく ”である


 
 
 

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