■4月22日(月曜日)、23日(火曜日)手術待機
月曜日と火曜日は手術までの待機期間。ベッドで寝たきりのまま過ごす。頻繁に看護師さんや補助スタッフがやってくる。定期的な検温、血圧測定。点滴、採血。お茶とか濡れタオル持ってくる人もいて、食事も毎回ベッドの上の机に運ばれる。看護師さんは夜勤がフロア全体で数名、日中は全体で15名いて、ボタン一つで駆けつけてくれる。とは言え忙しそうなので、どうしても取ってほしいものをお願いするくらい。男女比は1:9、年代は20,30,40,50代とバランスよくいる気がする。仕事柄、明るくて強い人が多く、それなりにキレイ。津山弁が面白くて、親しみがわく。大学の同級生で津山出身の友人がいたので、彼を思い出す。
と周りは楽しいんだが、体はなかなかつらかった。右足が外側にだらーんとなっており、足全体を動かすと痛いし、何らかの刺激が加わって反射的に力が入ると激痛が走る。寝返りも打てないので腰やお尻が痛い。ベッドのリクライニング機能を使って体を起こしたほうが楽。
このリクライニング機能とノートPCとポケットWIFI持っていたおかげで、仕事のメールチェックはできた。各種に連絡したり、メールを確認したり。決裁ルートは外されており、いわゆるハンコ業務は部下マネジャーに権限が移されていた。nice. テレワークできるなと思いつつ、日常業務の不安要素がみんなのおかげで一つずつ解消されていった。スタッフに感謝。時間あるので、経営課題に思いを馳せようか。
整形外科医が何度かやってきて、折れ方がひどいので、骨を接合する手術の成功確率は20%。人工股関節を入れたほうがスムーズに退院できると。フォローしている自転車選手のブログで、人工股関節のことは知っていたので、迷わず後者を選択。可動域に制限はかかるけど、日常生活に復帰することが先決。連休明けには退院して帰りたいことも伝えた。
火曜日の夕方に妻が電車と高速バスで5時間かけて津山に到着。パンツとリハビリ用の靴下と肌着を持ってきてくれた。病院で調理補助のパートをしているので、ここの病院食に興味深々。毎回、画像撮って送ることに。
排泄問題は避けて通れず。小は尿瓶、大は三日間我慢できず、ふんどし型の紙おむつに。基本的生存レベルの補助をしていただき、看護師さんには頭が上がらない。
■4月24日(水曜日)手術日
朝5時に起こされて、夜勤看護師さんたち3人がかりで、手術着に寝たきりのまま着替えさられた。足が痛くて、その後は意識がもうろう。絶食絶飲なので点滴が栄養源。8時半にホテルから妻がやってきて、9時に整形外科医が手術の説明、9時半に手術室に運ばれる。ここでも手術台に載せられるときに激痛で叫ぶ。手術部のスタッフは病棟の看護師さんほど優しくないと思いながら、腰に麻酔注射?酸素マスクからも呼気麻酔で、おやすみなさいzzz
1時間半後に手術室に迎えに来た病棟の看護師さんに起こされて、ベッドで病室へ戻る。尿管カテーテルがついているが、そんなに違和感ない。無意識のうちに勝手に尿取ってくれるので超便利。
手術後、足に激痛が走らないことが一番うれしかった。ベッドに寝たままだけど、いまからでも歩けそうなくらい。手術の無事を見届けた妻が帰り、午後は職場とGOUREN仲間に手術終了を報告。とにかく痛みから解放されて、やっと心に余裕ができた。
18時に晩ごはんいただいて、手術日は無事終了。連休明けの退院を目指して、リハビリテーションを頑張るしかない。(←いまここ)
この3日間は、いろいろとお世話してくれた看護師さんたちと補助スタッフに一番感謝。