Sliding Cafeマスターのブログ

気になる楽器

春先に新作発表の情報を知って以来ずっと気になっているヤマハYSL-891Z。もう毎日のようにウェブとかでチェックしているのですが、今のところ発売時期の情報は全く無し。この楽器が非常に興味深いのは、その開発協力者がアンディ・マーチンとワイクリフ・ゴードンの2人であるということ。ロサンゼルスでスタジオを中心に活躍するアンディ・マーチンは極めて端正なプレイで常に音量も抑えめ、コンパクトに美しく吹くタイプなのに対し、ワイクリフ・ゴードンはとにかくワイルドでダイナミクスレンジがとてつもなく大きく楽器全体をフルに鳴らし切るタイプ。トロンボーン奏者としてはある意味その両極に位置するであろうタイプのトロンボーン奏者2人がひとつの楽器の開発に携わったという意味は非常に大きい。一般的にシグネチャーモデルというと、著名奏者一人の意見、好みをふんだんに取り入れて開発されるものなので、その奏者の演奏スタイルが好み、あるいは似ているというような場合にはとても相性が良いのですが、好みでない、演奏スタイルがまるで違うという場合は選択肢にすら入らない楽器となってしまいます。

YSL-891Zの場合、開発協力者が2人なので、シグネチャーモデルという位置付けではないようですが、スタジオプレーヤーとライブプレーヤー、コンパクトな演奏スタイルとワイルドな演奏スタイルの双方の意見を取り入れて開発された楽器ということですね。これは期待度大!!


というか・・・

もうすでに山野楽器ウィンドクルー店に予約済みなんですけどね。
入荷が待ち遠しい。。。

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コメント一覧

マスター
naka3さん

僕もそのレッスンを受けられた方からwycliffeの891Z情報聞きましたよ。反応が良くてもの凄く良く鳴る楽器らしいですね。

本当に入荷が待ち遠しいです。
naka3
891Z
知り合いがwycliffeのレッスンを受けて、氏の891Zを吹かせてもらったそうです。
凄く吹きやすくて、上から下まで均一に鳴る良い楽器だそうです。本人も市販モデルをそのまま使ってるみたいです。
日本上陸が楽しみですね。
マスター
ジャパニーズ3B
acarranger

そう、まさにジャパニーズ3Bですね。
きっとヤマハは長年3Bスペックの決定版を作りたかったんだと思う。今までもいろいろ作ってはきてたけど、3Bスペックのモデルはどれもいまいちだったもんねぇ。

今回の891Zは日本国内ラインナップには無くて、海外限定モデルというところがまた憎い。

細管を買うのは891Zで最後にしようかなと思っているところなんですが。。。
acarranger
なんと!
ボアサイズが.508inch、ベル径が8inch・・
こりゃKING 3Bがブラススライドになったようなスペックですね。
697Zの「ジャパニーズ2B」なイメージと双璧をなすラインナップじゃないですか!
2B的小ベル・極細デュアルボアを苦手とする向きには、待ってましたな楽器ですね。

3Bでコンパクトに吹く人もいるし、2Bでブリブリに吹く人もいますが、3Bの方が表現のキャパシティやダイナミックレンジは広いような気もしますし、そういう意味では気になります・・

ってか予約ってw 買うんスか!?
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