・音の発音の瞬間が汚い
・倍音が貧弱で音の線が細い
・雑音混じりである
・音がこもっている
・弱音時は貧弱な響かない音
・強音時はパリパリ、キンキンした耳障りな音
など、程度の差はあれ、だいたい同じような問題があります。しかし以上の問題点で一番問題なのは、その問題点について本人の自覚がほとんど無く、音色を良くしようという向上心に乏しいということ。あくまでも趣味でトロンボーンを吹いていている人なら、まぁそれでも良いかもしれませんが、プロ指向あるいは現役のプロ奏者であれば、音色に対する感性をもっと磨いて欲しいところです。
クラシックに比べジャズ系トロンボーンは音色は二の次にしてしまう傾向がありますが、僕としてはジャンルに関係なく音楽を奏でる上で美しい音色は絶対条件だと思います。