断捨離中の発掘シリーズ。
今回発掘されたのはマウスピースでのバズィング練習器具「David O'neill Buzz Master」(販売元はワーバートン)。
かれこれ10年以上使っておらず、持っていたことすら忘れていましたが、大量の不用品の山の中から発掘されました。10年以上放置されていたため酸化して真っ黒になっていましたが、銀磨きで綺麗にしました。
せっかくなので久々にコレでバズィングしてみたところ、吹奏感がとても良かったです。真鍮製なので金属ならではのしっかりとした抵抗感があり、吹き応えがあります。このBuzz Masterはその後プラスチック製に仕様変更され製品名も「THE BUZZARD」となりましたが、やはり真鍮製の方が楽器を吹いた時の吹奏感や抵抗感に近いと思います。
ちなみに、金管楽器奏者の間ではバズィング練習肯定派と否定派に別れ、楽器を吹く前に「時間をかけてバズィング練習する派」「軽く口慣らし程度で済ます派」「全くバズィング練習しない派」に分類されます。練習法や奏法に関する考え方は人それぞれなので、自分に合ったやり方で良いと思いますが、僕は「時間をかけてバズィング練習する派」です。しかもかなりガッツリとしたバズィング練習(ロングトーン、リップスラー、タンギング、スケール練習等)をやります。楽器で練習せずバズィング練習だけで済ませてしまう日も結構あります。楽器を吹くよりもバズィング練習だけで済ませた方が唇のコンディションが整う感じがあります。なので、僕にとってバズィング練習器具はとっても重要。