昨日から11月リリースシングル曲のトラック制作に着手。今回はまたKORG Electribe EMX-1を核にビートメイキングしてます。去年も1曲だけ部分的にEMX-1を使いましたが、今回はリズムトラックの大半をEMX-1で作っています。
EMX-1は2003年発売のビートメイキングマシンで、ドラムの他、ベース、ピアノ、シンセ、SE系などの音色が入っており、コルグならではの質感でとてもカッコいいです。EMX-1の最大の魅力はプリセットのリズムパターン。ダンスミュージック系のさまざまプリセットパターンが数多く入っていますが、発売から20年近く経った今でも古臭さや流行遅れ感などはありません。逆に言えば、既に20年前にはダンスミュージック系ビートパターンは出尽くしたとも言え、この20年はほとんど進展していないとも言えるかもしれません。
EMX-1には真空管が内蔵されており、
ゲイン設定により真空管ならではのウォームな音色からオーバードライブした歪み音色まで多彩な音作りが出来ます。これはPC内部のソフト音源では絶対に出せない音色だと思います。
8月26日リリースシングル「I'm Getting Sentimental Over You」絶賛配信中!
『 I'm Getting Sentimental Over You 』
<収録曲>
1. I’m Getting Sentimental Over You
2. I'm Getting Sentimental Over You (Lo-Fi Remix)
(作曲:George Bassman)
<リリース日>
2022年8月26日
Spotify、Apple Music、他主要音楽配信サービスにて配信。
[Spotify]
[Apple Music]
[Amazom Music]
<トラック説明>
1930~1940年代に活躍したジャズ・トロンボーンの名手トミー・ドーシーの演奏により大ヒットし、後にトミー・ドーシーのテーマ曲として使われ、誰もが知る有名な曲となった。現在もジャズ・トロンボーン・ソロの代表曲として多くのジャズ・トロンボーン奏者によって演奏され続けている。今回はテナー・トロンボーンとバス・トロンボーンのデュエットにアレンジし、極めてシンプルなスタイルでこの有名曲に挑戦してみた。テナー・トロンボーンでの演奏が一般的であるが、バス・トロンボーンでのこの曲の演奏は非常に稀であるため、テナー・トロンボーンとはまた一味違うメロディーの魅力を引き出す事が出来た。リミックスバージョンでは、大胆にメロディーを切り刻み、ローファイ・サウンドに仕上げてみた。