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Sliding Cafeマスターのブログ

Bach 42BOF

バック100周年記念モデルとして発売されたBach 42BOFです。といっても僕が買った訳ではありません。今日のレッスンの生徒さんが購入された楽器です。僕も少し気になっていた楽器なので、どんな感じなのか吹かせてもらいました。まず手に持った感覚として今までのバックのような重量感はなく、かなり軽いです。特にスライドはライトウェイトモデルかと思うほど軽いです。で、その軽さは当然吹奏感、鳴りにも影響していて、非常に楽に鳴らせる楽器です。その反面、今までのバックらしさは無く、特にトラディショナル42Bと比べるとまるで別メーカーのような印象さえ受けます。ただし、フォルテ以上の音量で楽器を鳴らした時にはバックらしい許容量の大きさと懐の深さを感じさせる響きを感じられます。なので、今までのバックを吹きにくく感じていた人にも扱いやすい楽器であるように思います。逆に言えば今までのバックにような吹奏の抵抗感や重厚な響を求める人には少し物足りさなを感じるかもしれません。

今回の42BOFを吹いてみて、オーケストラにおけるトロンボーンサウンドも時代とともに変化して来ているのだな、ということを改めて感じました。

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