goo blog サービス終了のお知らせ 

そのCDジャケットは、僕に何を思い出させるのだろう

女性ボーカルレビューサイト"my favorite female singers"と連動したブログ

荒井由実、「14番目の月」 (1976)

2008-02-10 17:52:04 | この一枚(アルバム)
これも名曲揃い、文句なしの名盤。80年代に繋がるpopな音の作りが、邦楽においてもこの頃確立したんだな、と思わされるのが1. 「さざ波」。2. 「14番目の月」は、つくづく名曲だ。4. 「朝陽の中で微笑んで」は、ちょっと不思議な曲。曲はしっかりユーミンワールドなのに、ギターのアルペジオはまぎれもなくこの時代のフォークっぽいもの。このアンバランスが、奇妙にはまる。どういう思考回路になってるのか自分でわからないのだが、何故かこの曲を聴くと僕の頭の中には同時代の中村雅俊の「俺たちの旅」が思い浮かんでしまうんだけど。

で、このアルバムを代表する一曲と言えば、5. 「中央フリーウェイ」ですね。多摩地区の米軍基地の多くが未返還だった時代の話なんで、どうも実感がわかないのだけど。6. 「何もなかったように」, 7. 「天気雨」も、天才的としかいいようのないメロディーメーカーとしてのセンスを存分に発揮した曲。

My favorite female singers中の荒井由実のページ

荒井由実、「ひこうき雲」 (1973)

2008-02-10 17:29:50 | この一枚(アルバム)
天才ぶりをいきなり開花させきったわけではなく、それとなく示したかのようなデビュー盤。夭折した友人を歌ったとされる1. 「ひこうき雲」は、いきなり強烈。2. 「曇り空」のメロディーの運びは、歌謡曲でもフォークでもない、おそらく当時の邦楽にあっては斬新な世界を切り拓くものだったのではと容易に推察できる。5. 「きっと言える」, 6. 「ベルベッド・イースタ」なんかも、意外性あるなあ。8. 「雨の街を」とか、10. 「そのまま」みたいなピアノの弾き語り曲に、Carole Kingの強い影響が見られるのは、やっぱり時代ですかね。

My favorite female singers中の荒井由実のページ

鈴木祥子、"Radiogenic" (1993)

2008-01-27 00:40:00 | この一枚(アルバム)
初期も終わりの時期の作品と位置づけられるのだろうか?90年代後半の作品から入った僕としては、僕のイメージする「鈴木祥子らしさ」がないから、ちょっと物足りないところがある。80年代の上質なポップスが想起される音なんだけど、おそらく彼女でなくても作れてしまう音なんじゃないかと思えてしまうところが、のめりこめない最大の原因かな。

それでも、"Goodbye, my friend"「両手いっぱい」"my love, my love"あたりのアルバム後半の曲は好きだ。ギターが小倉・佐橋の山弦コンビなんだよね。懐かしのCorey Hartと共演している"Original Aim"も面白いな。祥子さんが曲を提供して、小泉今日子(作詞も小泉今日子)が歌ってヒットした「優しい雨」は、ギター一本がバックなんだけれど、ちょっとテンポが遅すぎかなあ。

My favorite female singers中の鈴木祥子さんのページ



Workshy, "Clear" (2000)

2008-01-20 16:38:25 | この一枚(アルバム)
このアルバムも、外れのない快作。とても心地よい緻密な音なのだ。BGMとしては最高、しかし決定的に吸い込まれていくインパクトの強い曲があるかといえば、そうでもない。というあたりが微妙だ。

1. "Got it clear", 4. "With Or Without You", 5. "Anything You Want"あたりがお勧め。6."If You're In Love"は、Stevie Wonderあたりを想起させられるメロディーの運び、かつ次作"Mood"の中の"Forever"にも似てますかね。

My favorite female singers中のChyrysta Jones (Workshy)のページ

Christopher Cross, "Christopher Cross" (1979)

2008-01-14 17:09:32 | この一枚(アルバム)
邦題は「南から来た男」。言わずと知れたAORの珠玉の名盤。透き通ったハイトーンボーカルがもてはやされたのは、これと前後するAir Supplyのヒットなんかとも共通するところがあった。8. "Sailing"が特に素晴らしい。 "Never Be The Same"もやはり名曲。

80年代前半に僕が洋楽を聴き始めた頃、僕が聞いていたのは60年代後半もの。その時点からわずか15年遡る程度でしかったものを、えらく昔のものを聞いている気になっていた。いまさらながらこのアルバムが30年近くも前のものになるというのにショックを受ける。

The Indigo, "The Flair" (2005)

2008-01-14 16:46:11 | この一枚(アルバム)
The Indigoの7枚目。市川さんのある種豊富すぎるアレンジのバリエーションが、逆に器用貧乏っぽい印象を最近数枚は受けていたのだが、本作はデビュー盤に近いアコースティックロック/ポップス路線で、僕的には非常に好きな音になっているのだ。特に、2. "waiting for you", 4."I'm busy", 8. 「あの雲をつかまえて」あたりは、音的には好き。11. "Just the way you are"はBilly Joelの名曲と同タイトルだが、カバーではなくオリジナル。しかし、音が好きなわりにはのめりこめないのは、歌詞の問題だろうか。特に英詞の部分は曲から浮いてしまってますね。

My favorite female singers中の田岡真樹(The Indigo)のページ

Mary Lou Lord, "Baby Blue" (2004)

2008-01-14 16:21:01 | この一枚(アルバム)
1965.3.1生まれだというので、僕自身とも2ヶ月と違わないんだな。Nirvanaを理解できない私にとってはどうでもいいことなのだが、Kurt Cobainの元恋人とも言われる人らしい。その真偽とは全く無関係に、このアルバムは素晴らしいものだと思う。誰に一番近いか考えてみたのだが、頭に浮かんだのはMatthew Sweet、フォークロックっぽいSSWという位置づけだろうか。

総じて外れのないアルバムなんだけど、特に好きなのは、1. "The Wind Blew All Around Me", 4. "Baby Blue"の二曲。

Maggie Reilly, "Rowan" (2006)

2008-01-03 18:44:31 | この一枚(アルバム)
これもiTune Storeで調達したもの。私が世界で一番声がきれいだと信じてやまないMaggie Reillyの最新作。昨夏にCDの邦盤も発売になっていたはず。

しかし、正直この作品はしんどい。トラッド志向が強くなって、ポップス色は非常に薄くなってしまった。"Echoes"の時代の音が好きだった私としては、ちょいと受け入れがたい。2. "Who Knows Where the Time Goes?", 4."Star", 8.Heartsongあたりは、まあ聞けます、っていう程度でしょうか。

My favorite female singers中のMaggie Reillyのページ

Rebekah Jordan, "The Trouble With Fiction"(2005)

2008-01-03 03:19:35 | この一枚(アルバム)
1997年にRebekah名義で"Remember to Breathe"を発表。このアルバムには現在でも中古屋で遭遇する確率が高いので、当時日本でもそれなりに受け入れいられたのだと思う。二作目の発売がなく消息がわからなくなっていたのだが、たまたま公式サイトを発見して最近の動向を知った。女優業にむしろ忙しかったようだが、2005年に6 songs EPとして出した久々のミニアルバムは、日本でもiTune storeで購入できる。

で、本作品なのだが、非常に良い。前作のように、アコースティックな曲~オルタネ爆発な曲まで混在という感じではなく、ちょうど私の好きなアコースティックな路線あたりで落ち着いてまとまっている。blackっぽさを感じさせないblackな音は、相変わらず健在。2. "Dreams"がStevie Nicksのカバーである以外はオリジナル。特に好きなのが、4."The Art of Losing"。メロディーの運びも、ギターのコード感覚も、とてもいい。3."Happy"も、面白いなあ。5."Bliss"もきれいな曲。外れがないアルバムと思えるのは、6曲に絞っているからか?大手レーベルに属さずとも、CDという媒体の物理的な容量にとらわれずとも、ダウンロード販売みたいな発表の仕方が出来るようになったってのは、マスプロ的ではない良質な作品が出てくることを確実に助けている、ということが実感できる作品だ。

My favorite female singers中のRebekahのページ