国公立大2次試験の前期日程が25日、各大学で始まった。159大学537学部への志願者は計26万2904人で、募集人員に対する志願倍率は昨年より0・1ポイント減の3・3倍。
国立大(82大学374学部)の前期日程には計20万1630人が志願し、倍率は0・1ポイント減の3・1倍。公立大(77大学163学部)の志願者は計6万1274人で倍率は昨年と同じ4・1倍だった。
学部系統別では、志願倍率が昨年より0・1ポイント増の6・0倍となった薬・看護が最も人気が高く、近年人気が高かった理工系は0・1ポイント減の4・5倍。人文社会は4・6倍、農・水産は4・7倍、医・歯は5・9倍、教員養成は4・0倍となっている。
センター試験の成績で門前払いする「二段階選抜」は前期日程で29大学42学部が実施し、3268人が不合格となった。