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関西の6私大、一般入試の志願者増 文系学部人気反映か

2017-03-16 | 日記

 関西の2017年度私立大一般入試の志願状況が出そろった。関関同立、京都産業、龍谷の各大学では、6大学とも前年より志願者数を伸ばした。大学や予備校の関係者は、私大に多い文系学部の人気の高まりやネット出願の定着、国の定員超過抑制策に対する受験生の反応など、複数の要因を挙げている。

 関関同立では、同志社大が前年比10・8%増の4万5395人だった。同大は17年度に学部再編などの目立った動きはなく、「いわゆる『文高理低』の流れのほか、大阪大の一般入試後期日程が今回から廃止された影響もあるのではないか」とみている。立命館大は同1・3%増(センター試験利用含む)の9万4930人、関西大は同2・4%増の8万4586人、関西学院大は同11・2%増の3万1308人だった。

 現代社会学部を新設した京都産業大は4万3155人で、前年より21・8%もの大幅増となった。京産大入学センターは「近年は学部改組を連続して実施しており、積極的な姿勢も評価されているのではないか」と分析する。龍谷大は前年比4・8%増の4万664人で、東京や愛知など大都市圏からの志願者増が目立ったという。

 国は、地方の大学に学生を分散させる狙いで、大規模大学が一定以上の定員を超えた場合に学部の定員増や新設を認めない対策を進めている。近畿企画管理部のチーフは「大規模大は、国の定員超過抑制策もあって昨年入試において合格者数を絞り込んでおり、受験生は先輩たちの状況を見て、安全策として出願数を増やした可能性もある」と指摘している。


私大志願状況(3/9現在)…社会・国際学部は前年度比119%

2017-03-11 | 日記

 大学入試情報は、3月9日現在の私立大学の志願状況、大学別志願状況を掲載した。学部系統別では社会・国際学部系が前年度比119%と増え、地区別では関東・甲信越(首都圏を除く)が120%と増えた。

 私立大学の志願状況は、191校の3月9日現在の集計。一期と二期を併せた全体の志願者は286万4,978人で前年度比108%と増えた。そのうち一般方式は198万3,050人で前年度比109%、センター利用方式は88万1,928人で前年度比107%となった。

 学部系統別で増えたのは、社会・国際学部系で前年度比119%、経済・経営・商学部系で114%。減ったのは医学部で前年度比97%、歯学部で98%だった。地区別で増えたのは関東・甲信越(首都圏を除く)で120%のほか、北陸が113%、近畿が110%となり、減ったのは四国で98%、北海道で99%だった。

 主要大学グループ別では、早慶上理(早稲田、慶應義塾、上智、東京理科大学)が前年度比105%、MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政大学)が106%と増えた。関東で特に増えたのは日東駒専(日本、東洋、駒澤、専修大学)で113%。関西では、産近甲龍(京都産業、近畿、甲南、龍谷大学)が前年度比117%、中部では南山・愛知・中京・名城大学が111%と増えている。

 大学別志願者数をみると、関東では法政大学がもっとも多い11万9,206人で前年度比117%。特にセンター利用方式の志願者が増え、前年度比122%となった。ついで早稲田大学が11万4,983人、明治大学が11万2,907人、日本大学が10万5,488人、東洋大学が10万918人となり、いずれも前年度から増加している。関西では、近畿大学がもっとも多い12万6,049人で前年度比125%となった。