天と地の狭間で

2007年4月3日をもって、引っ越しを行いました。

剣術。

2005-09-03 | 時雨
剣は仁義礼智信に基づく。
直心を持ち非心を絶つ。
剣は敵を斬る物に非ず、己の心の非を斬るにある。
剣は相討ちの気構えが肝要、己が生き長らえ相手のみ斬ろうとするが故に臆心、迷い、弱剣が生じる。
剣は抜かぬに越した事は為し、鞘の中で勝つ事こそ極意。
剣と忠は同義なり。

全て、下らぬ。

剣術とは己が死なぬ工夫を凝らしつつ、相手を殺す技術。
ただそれだけの物じゃ。
剣術に限らず闘法というものは悉くそのように出来ておる。
剣術は殺人技、刀は人斬り包丁。それ以外の何物でも無し。
活人剣やら護る為の剣やらと、たかだか人を斬る程度の事に余計な題目を貼り付けねば気が済まぬは、脆弱さの露呈に他ならぬ。
飯を喰ろうて生きるが如く、斬り生きる。
それで充分じゃ。
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