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アメリカにいるため普段は日本のテレビ番組が見れないのだが、Youtubeのおかげでジョブズの特集を見ることができた。特集の冒頭でインタビューに答えた男性が、ジョン・レノンが死んだときのようだと語っていたのを見て思わずうなずいてしまった。2000年1月、ジョブズが15年の年月を経て再び正式にアップルの最高経営責任者に就くことが発表されたサンフランシスコのマックワールド・エキスポで、会場の巨大なスピーカーから流れていたのがジョン・レノンの「イマジン」だった。
60、70 年代にカリフォルニアで育った人々の多くはカウンターカルチャーの影響を少なからず受けていた。ジョブズも然り。彼はドラッグを試し、ボブ・ディランを聞き、ビートの詩を読み、禅の修業をした。 一方でベトナム戦争が激しく続いていた。「イマジン」はある意味で、その時期の西海岸の雰囲気を表しているのだ。ジョブズの歴史に残るスピーチが行われたスタンフォードだが、ここでもZen Buddhismの授業を取る学生は今はがほとんどいない。ジョブズが去り、一つの時代が終わろうとしている。
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