仕立屋のつぶやき

毎日、着物を縫う仕事を生業にしているおいしゃんが、気になったことや感じた事をつぶやきます。

甘木盆俄

2006年10月25日 21時41分44秒 | 芸能
10月22日、毎年恒例の、第26回、甘木盆俄が上演されました。
今年のメイン芸題は岡本綺堂作「修善寺物語」でした。
おいしゃんの役は、源頼家の家来で、下田五郎影安。太刀持ちで登場です。
セイフは少しですが、立ち回りがあり楽しい役柄でした。

おいしゃんです。

左が頼家、右が桂(でーちゃん)です。

歌舞伎

2005年10月30日 17時04分02秒 | 芸能
今夜10時からNHK教育で「恋飛脚大和往来・封印切」が、市川染五郎主演で放送されます。んが、盆俄の余韻に浸っている方は絶対に見ないでください。アッという間に23日の記憶が削除されます。絶対に見ないで~! でも1リットルの涙を流したい方は見てください。プロの演技力はとてつもなく奥が深いです。

盆俄

2005年10月24日 14時34分31秒 | 芸能
23日の甘木盆俄、本舞台無事?終了いたしました。
お出でくださった方々、本当にありがとうございました。
昨日の来客者数は、今までで最高で、昼夜共に900名を越える盛況でした。今回は25周年という事で、女性の出演があり、いつもの舞台に花を添えていただきました。
明日は打ち上げです、もちろん着物を着て参加です。







盆俄

2005年10月17日 02時03分39秒 | 芸能
今日で立ち稽古終わりです。あさってから舞台稽古。
いよいよ本番に向けて気合いが入ります。んで早速今日は師匠とガソリンを入れに、いつもの店に・・・・。
いろいろと役者の心構えなり舞台でのごまかしかた?等お教えいただいて、また向上したかな~と自己満足の世界に浸り、ただいまご帰還。さー、どげな舞台になることやら・・・・・。
こうご期待!!















盆俄

2005年10月08日 18時35分42秒 | 芸能
タイトルから盆栽と読む人がたまにいますが、ぼんにわかと読みます。660年前の鎌倉時代に、祇園社の開山式に奉納された事が起源です。早い話が、素人の歌舞伎です。ずーっと途切れず続いてはいませんが、明治6年の百姓一揆で途切れ、8年に復活、秋月の乱、西南の役で又中止、12年に復活し子供歌舞伎は盛況となりました。昭和12年に日清事変で中止、23年に復活したが経費の問題で29年に途絶えた。その後3回程立ち上がったが続かず、昭和56年に復活し現在にいたります。今年で25回、おいしゃんは11回から参加、女形、侍、駕籠かき、じーさま、悪党など色々な役柄で出演しました。その間、宮崎の高鍋町、佐賀の唐津、名古屋の愛知県芸術劇場、、NHKホールなどへ遠征しています。
さて、今回の本舞台へ向け、今日から立ち稽古、おいしゃんの出番は一場だけですが、とっても主人公を引き立てる役で、意地の悪い役柄です。セリフがまだ少ししか入っていません。いつもの事ですが・・・・。本番を見に来てくださる方、お楽しみに。

甘木盆俄

2005年08月31日 11時08分59秒 | 芸能
8月も今日で終わり。この頃になると甘木盆俄の準備が始まる。
昨日は配役決定会議。子供の白浪五人男や、名士連の芸題はすでに決定。
今年は女性名士連の「伊達娘甘木彩絵」を五年ぶりに上演する。
メイン芸題の「恋飛脚大和往来」封印切の場・新口村の場においしゃんは出演。
今回は主人公の忠兵衛の恋敵、丹波屋八右衛門役です。
とっても憎々しい役で、忠兵衛が惚れている傾城梅川を身請けしようとするが断られ
忠兵衛が預かったお屋敷の、為替の金の封印を切らせ破滅に追い込む。
セリフは関西弁で緩急もあり、噛まないようにしなければ・・・・・。
公演日は十月二十三日(日)昼一時から、夜六時から 2回公演です。
入場整理券は千円です。当日お暇な方や、どうしても家にいられない方等お誘い合わせの上おいで下さい。お待ちしております。