先行的腎移植をしたみっこ師匠のブログ

ドナーとして息子に腎臓を提供し2017年に生体腎移植をしたみっこ師匠の体験記と息子達との生活を綴っています。

みーちゃんと私の話

2021年09月09日 | 日記
前回の記事の様に
残念ながら私の周りにも
呆れた人がいるのですが、
その何倍もあたたかくて
心のキレイな人達が
私の近くには何人もいます。

その1人がみーちゃん。

みーちゃんは私より年上で
初めて会ったのは
看護師クンを出産した産婦人科でした。

事務をしていた
みーちゃんは私と同じ地区に
住んでいました。

子供の年も離れているので
学校で会った事もなかったのですが、
私達の住む1区が
地域の神社の当番になった年が
ありました。

当時の自治会長から
「お祭りの司会を
お願いできますか」と
頼まれたのですが、
その当時、
あまり地域の方たちと
交流のなかった私は、
「どなたか
もうひとりに声を掛けて
いただけませんか。」と
言いました。

そして当日来てくれたのが
みーちゃんでした。

地域のおじ様たちに
『1区の女神✨』などと
もてはやされ、
私達の司会は盛り上がりました。

それをきっかけに
地域の行事に参加する様になり
美人で明るいみーちゃんが
お酒を飲むと大笑いするくらい
おもしろくて
私はみーちゃんが
大好きになりました。

それからは
近所のしずかちゃんと
まさこさんとみーちゃんの
4人でカラオケや
お酒を飲みに出掛ける様になりました。

お酒を飲んだ
みーちゃんが突然
「嫌いな人には
なにもしてやりたくないけど、
みっこちゃんが困っていたら
家にあるポットを売って、
その500円を
みっこちゃんにあげる!」と
言いました。

みーちゃんは
自分の大切な人が
困っている時は
たとえ自分が大変でも
助けてあげるって事を
ポットと500円を例えに
言ってくれました。

聞いた時は(ポットと
ポットを売ったお金が500円って)
って、
少し笑ってしまった私ですが
みーちゃんの気持ちが
すごく嬉しくて
今でも覚えているのです。



私も、
嫌いな人や、
私を裏切った人が困っていても
手を差し伸べようとは思わないけれど、
私の大切な人が困っていたら
みーちゃんの様に私も
自分に出来る限りの事を
してあげたいとおもうだろうなーって
思いました。

その少し後に
同じ区の人が
市議会議員選挙に
立候補することになり、
自治会長さんからの依頼で
みーちゃんと私は
遊説(ウグイス嬢)を
する事になるのですが
そのお話は次回にしようと思います。

フフッ。
お楽しみにー

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