本書は、2012年7月大阪で行われた民主主義科学者協会法律部会主催のシンポジウム「市民と一緒に大阪から民主主義のあり方を考える」の報告と、新たにディーセントデモクラシーに関する論文と橋下改憲論に関する論文を加えてまとめられました。(浦田一郎・白藤博行編著)ぜひご一読下さい。
目次
Ⅰ ディーセント・デモクラシーの事始め 白藤 博行
Ⅱ 憲法が求める民主主義のあり方 小松 浩
Ⅲ 「自治体ポピュリズム」を超える自治体民主主義のあり方 榊原 秀訓
Ⅳ 教育と自治体民主主義 市川 須美子
Ⅴ 自治体民主主義と職員・労働組合 西谷 敏
Ⅵ 橋下市長の「民主主義」的改憲論 浦田 一郎
同じく自治体研究社から発刊されている「橋下『大阪維新』と国・自治体のかたち~人権・地方自治・民主主義の危機」(鶴田廣巳大阪自治体問題研究所編)もご参考に。