3年生後半くらいからでしょうか
C君と歩く登校コースは住宅街にポッカリと残された
広い野原を左手に見る道を選ぶようになっていました
手入れをされた野原でした
キリン草やブタクサの原っぱとは違う
秋にはたくさんのコスモスが咲くような野原でした
それを左に見ながら歩いていますとチリンチリンと音がして
振り向くとつっぱり3人組です
オーッス!と言って我々を追い抜いてゆきます
毎朝大体この地点で3人組が追い抜いて行くのでした
きっと彼らもこの野原を気に入ってここの道を選んだのでしょう
つっぱり君たちを親しみやすく感じた思い出もあって
この道の記憶は感じのいい映像で脳内に保存されています
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