KAIGAN

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PEACEMAKER JAPAN

2005-11-08 23:59:35 | View
前回の記事で僕は広島と長崎の原爆について触れた。
ここでも引き続き“戦争と平和”について考えていくことにする。


別に僕は原爆の直積的被害者というわけではないから、
今更アメリカ政府に対して謝罪を要求しようだなんて微塵も思わない。
ただ、なぜ広島と長崎に原爆が落とされたのか、歴史の真実は知ってもらいたいし、
日本が原爆ドームを世界遺産に登録しようとした際に強く反対し、その調査報告書から
世界で初めて使用された核兵器との文字を削除してしまう、等というカッコ悪いマネは
して欲しくないのだ。21世紀の世界を共に先導していく立場にある友好国として、絶対に。

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前回の記事では、アメリカが原爆を落とした本当の理由を書いた。
しかしながら、昨夏放送されたテレビ番組『ヒロシマ』(TBS)で描かれていたように、
原爆使用に対し異議を唱えた人物が連合国側に存在していた事実は特筆すべきことだと思う。
原爆投下阻止の試みと挫折(Wikipedia)にもその詳細が載っているので、ぜひ参照して欲しい。

それから、日本人にとって悲劇の象徴であるはずの原爆が、
他の国々では肯定的に受け止められている現状を嘆いたわけだが、
一方で、ニュージーランドのように、その記憶を風化させまいという動きもあるという。
世界で唯一の被爆国に生きる人間として、非常に心強く感じた。本当にありがたい。

きっと僕ら日本人には、もっと出来ることがあるはずだ
と思わずにはいられない。偽善的に平和を叫ぶ必要なんてない。

戦争の恐ろしさ、愚かさを知る。

平和の尊さを知る。

家族の大切さを知る。

自然の美しさを知る。

そして、生きる喜びを知る。

それを世界に伝えていこう。

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日本人は凄いと思う。
過去に原爆を落とされたにもかかわらず、
多くの人がアメリカに対して親しみを感じている。
もちろん日本人はヒロシマやナガサキのことを忘れたわけではないし、
先のイラン戦争や、BSEに絡む食糧問題など、米国に対して不信感は募っているはずだ。
しかし、隣国の韓国や中国と比べると、日本人の政治的無関心はさらに際立ってしまう。
それだけ日本が成熟した社会ということなのであろうが、どこか寂しい。
国として、諸外国にもっと伝えるべきことがあるんじゃないのか。
平和な世界を構築するため、日本政府には積極的な外交政策を展開して欲しい。
僕が思うに、率先して調停役を買って出ていけるのは国連と日本政府だけなのだ。
毎年ノーベル平和賞を掻っ攫う勢いで、頑張って欲しい。首相も、外交官も、NGOも。
そして、僕たち一般人も。ブログを通して互いに問題意識を共有して参りましょう。

Let's take on the role of arbitrator.
And let's get over an ethnocentrism together.
Because we are the earthling, we can make it !!

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