むらくも

四国の山歩き

三嶺~西熊山(八丁ヒュッテ一泊)…徳島県(起点登山口)

2011-10-30 | 剣山系

三嶺・西熊山       みうねもしくはさんれい、にしくまやま



登山日          2011年10月26日~27日
標高           1893.4m、1815.9m
登山口          三好市東祖谷名頃
駐車場          名頃駐車場
トイレ          あり(名頃駐車場、三嶺避難小屋傍、オカメ岩避難小屋、八丁ヒュッテ)
水場           名頃道三嶺の池下おおよそ10分のところ、オカメ避難小屋下100m、カンカケ谷沢、八丁ヒュッテ、フスベヨリ谷沢など多数
メンバー         つむじかぜさん、むらくも




まだ一度も歩いたことのないフスベリヨリ谷。
三嶺へ登るいくつかのルートの中の一つだが、いつかは登ろうと思いながらも、2004年の台風により大崩壊が起き、その後自宅の香川から登山口(光石)までが遠いこともあって、忘れてしまっていた。
偶然にも山友のつむじかぜさんから連絡があり出かけることになったが、それまでフスベヨリ谷のことはとんと頭になかった。

フスベヨリ、この地名にはどういう意味があるんだろう?
駄洒落好きな単純脳細胞のジイやんとしては「フッ!この谷の沢は思いきりスベリヨルな~」くらいしか頭に浮かばん。
火をつけ煙を立たせることを「燻(ふす)べる」というが、語呂あい的にはなんだか繋がりそうな気がするのですが、まったく分からない。
この山域には他にもブルンベ平だのスゲナロだの、ジル沢にアイノウの釜、カラハケ谷なんていうのもある。
なにがなんだかさっぱりですが、なんとなく覚えやすくて、親しみがわくから不思議。

つむじかぜさんからは「フスベヨリ谷を下って、カンカケ谷を登って周回」との連絡があったきりで、どこが起点なのか、どう周回するのかイマイチ把握できていなかった。
以前に剣山からの周回の話を小耳に挟んだこともあって、ひょっとして、まさか見ノ越起点ではないだろうなと戦々恐々でしたが、詳しく聞くと、名頃起点でした。ホッ!

都合により、カンカケを下って、フスベヨリを登り返すコースに変更して貰った。
一泊二日、お泊まりは八丁ヒュッテ傍でのテント泊。
この時期の狙いはカンカケとフスベヨリ谷の紅葉、彼は写真、わたしはフスベヨリお初、どんなんかな~。



ルックサックにテント、シュラフなどを詰め込んで、体重計に乗る、15kg、カメラなどをいれて16kg。
前回の白髪避難小屋泊では食事を節約しすぎて、お米を炊いて、ふりかけと味噌汁だけ、あまりにも味気なかった。
缶詰に納豆やチーズなども加えた、要するに傷みにくいものばかり。
ついでに焼酎とおつまみも…。
熊対策のために携帯ラジオも…。
なんだかんだ、お昼のお弁当も加えて、やっぱり前回と変わらない18kg程度、これ以上の軽量化はできない、諦め~、少しずつ慣れていくしかないわ。
欲を言えば、食事ももう少し生ものが欲しいしな~、トホホ。

今回は前夜に布団に入っては、忘れ物はないか、しばし考えに考えて、ヒョー、歯磨きセット忘れてる、起きては準備し~の、その甲斐あって、忘れ物皆無。
また、名頃登山口でも、前回のようなつむじかぜさんの忘れ物・アッポ顔を見なくて済んだ。

8:09、登山口をスタート。
平日ということもあって、登山者は少ないが、それでも高知組4人、単独男性一人がわずかな時間差で先行。
単独男性の方は徳島から来られてましたが、わたしが香川から来たと言うと、この山はすっかり香川の山だね~と言われました。
このところの香川からの登山者による遭難事故もそうなんですが、圧倒的に香川県人が多いのは事実のようです。
う~ん、なんだかな~、ちょっぴし複雑な心境ではありますが、ここは四国の山、全国から訪れている素晴らしい日本の山ですよ。
と言いたいのですが、口から出る言葉は「は~、そうですね~、アハハ………」と濁すばかり。




道迷い事故があってのち、メインルートになった尾根登山道を歩く。
空気は冷たく乾いている。
ズボン下にスポーツタイツを履いて、ヤッケを二枚着込んだ。




賑やかな高知組を抜いたものの、あとから来られた単独男性の方にススッと追い抜かれる。
ダケモミの丘で一休み。
今年の紅葉は天候不順で悪いとはいいながらも、ところどころの赤く焼けた樹木に目が奪われる。




足元には早くも舞い落ちた枯れ葉の絨毯。
気温が低く、吐く息はわずかに白い。
そういえば猪ノ鼻峠で気温5°の表示だったな~、とするとここ1500mの標高では早朝は氷点下だったかも?




標高があがり、風景が開ける。
剣山への縦走尾根がバーンと目に飛び込んでくる。




大岩の横を登りきると三嶺の池に飛び出る。
オヨヨ!コメツツジに白いものが…!




ムヒョー!!
今シーズンお初です。




どおりで、冷え込んだはずだわ。
一眼レフカメラを抱えた方は大喜び、しばらく足が動きませんでしたよ。




しかし、立ち止まると風もあって体が冷える。
11:25、やっとこさ山頂に立つ。
山頂で徳島の方としばし山談義。
今年の紅葉はダメだったね、北アルプス涸沢も散々だったとのこと。
つむじかぜさん、10月にそちら方面へ行く予定だったけど、中止してよかったね。

そうこうしているうちに高知からの4人組も着いた。
賑やかだ。
ポケットからウィスキーが出てきてコンニチハ、ぼっちゃん一緒に飲みましょ~♪
さてさて、避難小屋に行って、いっぱいヤッカ~、宴会だ~。

そうなんです、三嶺の山はそういうくだけたお山なんです。
みなさん、肩張らずにお気楽極楽に~♪
香川からのご夫婦お二人、そして山は初めてという高知からの男性が白髪からお一人、俄然山頂は賑やかに。

時間はあり余る、のんびり食事を済ませて、オカメへ出発。




光石分岐手前でフスベヨリ谷から登ってこられた高知からの男性に出合った。
フスベヨリの状態をお伺いすると、テープなどがあって問題なく登って来られたとのこと。
時間は光石からおおよそ3時間、ひょー、速い、しかも、山は今日が初めて…(@_@)ビックリ
山頂で出合った方たちといい、高知県人恐るべし、きわめてワイルドでタフだ。
お歳はわたしとどっこいそっこいもしくはややご年輩…かな?

お別れして、西熊へ。
南の急斜面では3人の方が鹿避けネットを張る作業をしているのが見えた。




三嶺を振り返る。

笹原の北西斜面下には落合集落が見えていた。




三嶺から1時間ちょいで西熊山山頂に着いた。
1時間30分も掛かった前回と比べてかなり楽に歩けたが、これは20kgザックと18kgザックの重量差ばかりではないようで、重さに少しは慣れてきたようだ。

天狗の頭がちょっこり。




振り返って、左端高く聳える三嶺、その右となり奥に剣山・ジロウギュウ、真ん中より少し右の突き出した頭が石立山、その手前右隣ののっぺり頭が白髪山。




オカメ岩に下って、避難小屋へと降りる。
小屋を覗くが誰もいない。
ストーブがあって、どなたかのシュラフや銀マット、それにご丁寧にも突っかけサンダルまで置いてある。
ここで泊まりたい気分にさせられたが、そんなことしたら、フスベヨリへは行けないぞ。
う~ん、明日も晴れる。
今夜は星空がきっと綺麗だろうな~。




後ろ髪を引かれながら、カサコソ、落葉が始まった道を踏みしめながら、カンカケ谷へと下る。

字が薄れて読みにくくなった古い道標、「堂床影に至る」と記されている。





カエデと山毛欅の紅葉。




日が当たり、庭園のような趣のカンカケヒビノコナロ辺り。




沢に出た。
つむじかぜさんがちょいとタンマという。
何かと思ってたら、ザックから取り出したお米を沢の冷たい水で研ぎ出した。
わたしは今回は無洗米を持ってきた。
なので、洗わない、と云うと、贅沢な奴、とののしられた。
スーパーでひょいと目に止まったので買ったが、値段は普通米より若干高いらしい。

彼の沢での米研ぎ姿は、板についている。
板についている?なんだかカマボコみたいだな。
昔のかけうどんに入っているカマボコを思い出した。
薄っぺらくペラペラのうどん屋さんと、気前よく分厚く切ってくれたうどん屋さんとがあったが、もちろん、分厚い方が楽しくて美味しいに決まっている。
なんのこっちゃ。

ロープの張られた急な斜面、左下は沢まで一直線に落ち込んでいる。




16:16、八丁ヒュッテに着いた。
谷のせいで少し薄暗い。
テントを張る場所は意外と狭くて、二張り張るのが精一杯。
直ぐ隣だと鼾がうるさくて敵わんから離れて張ってくれというがコマったコマったコマドリ姉妹。

ガラリと戸を開けてヒュッテに入ってみた。
おや、外面よりは内面は随分と綺麗だぞ。
こりゃこりゃ、シメシメ、ここを使わずになんとする。
つむじかぜさんに向かって、胸を張って言い放つ。
「おりゃは、今夜、ここで寝るもんね」
「え~っ!そんなことしたらあかん、テント張って外で寝んと…、贅沢しよったら体が鈍ってしまうぞい」
「おりゃは別にかまんし、テント張るときはそんときのこと、やっぱ、ここは床板やし、暖かいに決まっとるし」

しばらく外へ出たり内へ入ったりうろうろしてたつむじかぜさん、「熊が出るかな~」などと呟きながら、「しゃーないな、小屋で寝るわ」

勝った~(^_^)v

そうと決まれば早い。
ザックを開けて、全部引っ張り出して、寝床は作るわ、ガスコンロでお湯は沸かすわ、ビール出してグビグビ、焼酎の湯割りでチビチビ、おかずを作って豪勢なディナー。
といっても缶詰&ピーナッツ&チーズ&ふりかけご飯&味噌汁スープ&納豆なんざんす。
あれやこれや四方山話で、夜は更けていく。

セメント床の上で、100円ショップで買ってきた缶入りのセラピーローソクに火を着けて、そのままシュラフにくるまって寝た。
セラピーは朝まで燃えていた。
これは使えるな、100円も結構いい品もんがあるよ。



寝床が変わるとなぜか寝られない。
何度か目が覚め、朝までに三度外へトイレに。
高い梢の間から、星空が見え、それは宝石のように瞬いていた。
まるで、満天の星降る空。
まだ空気が今より綺麗な小さい頃眺めた星空とも違う、言葉では言い表せないほどの星空だ。
ヒンヤリ冷えた空間の闇の向こうに、見えないシカたちの鳴き声が、夜の森に木霊する。

うとうとするシュラフの中で、ときおり夜中にトントンと窓を叩く音を聞いたような気がしたが、クマさんだったのか、それともキツネさんだったのか…。



つむじかぜさんのゴゴッ、グワグワッ、静かな静かな鼾を聞きながら、朝を迎える。

朝だ~!
腹減った~。
食欲は旺盛だ。
前夜に作っておいたふりかけおにぎりと熱い味噌汁でぱくつく。
それでは足りない、サンドイッチも食べて、缶詰と納豆にラーメンも。

小屋の掃除を済ませて、いざいざ出発。
ヒュッテの直ぐ下の谷に続く登山道に入り、川床へと下っていく。




ワイヤーの掛かった橋。
これが大崩壊時に一つだけ流されずに残った唯一の橋だろうか?

斜面を足を滑らさないよう、ゆっくりしっかりと歩く。
ザックが重たい分、足を滑らしたり、つんのめったりすると、そのままでんぐり返ってしまう。




沢を流れる音が辺りに響く。
今日は昨日の冷え込みがウソのように暖かい。
ヤッケはザックに仕舞い込み、ズボン下のタイツも脱ぐ。

突然大木が目の前に現れる。
なんの木だろう?




沢筋左岸をしばらく歩くが、テープがあったりケルンがあったり、迷うことはない。
しかし、ルートファインディングを楽しみながら自然を満喫したいならテープやケルンは却って邪魔かもしれない。

7年前の流木だろうか、根こそぎ目の前にゴロンと転がっている。




右岸に渡ってしばらく進むとそこは痛みの激しいヌスビト岩の袂。
二本の古い木が横たわり、橋の役目を果たしていた。

感動の景色が広がっている。
しばし、座り込んで景色を眺めながらコーヒータイム。

ところでヌスビト岩ってどれ?
ヌスビトって盗人のヌスビト?
この上にヒビノコナロというところがあるが、歴史的な謂われがあるのだろうか?
単純脳細胞は思いました。
日々、この野郎とののしってる言葉がなまってヒビノコナロとなったんじゃないか、うんなアホな。




休んでいる間に辺りに陽が差してきた。
感嘆の声がつむじかぜさんの喉元から洩れる。




わたしは思った。
夜の星や夕陽朝陽が見たいがために、稜線のどこかで、あるいはおかめ避難小屋で泊まらなくてよかった。
もし泊まっていたら、朝陽に照らされたこのフスベヨリ谷の素晴らしい景色は見ることができなかっただろうと。

どう表現していいのか、わたしたちがいなければ、森の小動物が集まって、そこここで歌って踊っている。
なんだディズニワールドじゃないか、想像しすぎだな。




沢左岸へと入っていくと、さおりが原からの登山道と合流した。
さおりが原への道は快適そうに見えた。




沢はますますの荒れ具合。
対岸の樹木の美しさと対照的だ。




荒れてはいるが、なぜか心が癒されて、ものすごく落ち着く。
この景色が素直に気持ちの中に入ってくる。




まるで、以前にもどこかで見たような、いや決して同じような景色など一度も見たこともないのだが…。




流木と岩がゴロゴロしている沢の向こうに三嶺辺りから天狗塚に掛けての美しい稜線と笹原が見えてきた。




地肌むき出しの生々しく荒々しい大きな広い斜面。

ロープが掛けられている。
古い道標は崩壊後に拾われて、括り付けられたものでしょうか。




大きな倒木が大木の幹の間に倒れ込んでいる。
(写真にはその下を歩くつむじかぜさんが小さく写っている)




ふと上を見上げると、いまにも崩れ落ちそうな岩に健気にも紅葉の木々が。




だいぶ高度が上がってきて、歩いてきた谷間と、その向こうに綱附森の山頂が見えている。




大きくザレたところで右岸から左岸へと渡る。




ここからは、昔のママの歩きよい登山道がそっくり残されている。
途中で流れる水を飲もうと足元を見ると、大きなミミズが水の中で死んでいた。
つむじかぜさん、これも自然の摂理とかいいながらもさすがにこの水は飲めない。
少し上へ行って、コップにすくって喉を潤す。
持ってきた水はもう底を突いて空っぽ。




半袖シャツ一枚になっても、この急斜面では汗が吹き出してきた。
ゆっくりゆっくり、でんでん虫のように這いながら登る。

斜面を見上げると笹原の中で鹿避けネットの補修を行っている人たち。
途中でネットの扉を開けて、通らさせて頂く。




やっと~、やっと稜線に、ここまで八丁から約4時間20分。
なんと昨日出合った初めての山登りでフスベヨリを這い上がった方は光石から3時間で歩いている。
因みに光石から八丁までは普通50分は掛かると思われる。
わたしののろい足、呪ってやりたい。

しかし、感激、もう山頂などどうでもいい。
と思ったがそうもいかない、名頃へ帰らねば。




ヒー!
山頂だ~。
実に実に…二日ぶり(大袈裟な)

大休憩。
ここでも前日に作っておいたふりかけおにぎり、缶詰&ラーメン&味噌汁。
つむじかぜさん、気の毒にと思ってくれたのか、レタスを分けてくれた。
レタスの千切り食い、もううさぎと言われようが山羊と言われようがいい、新鮮なものに餓えているんです。
いま野菜ものが高いのよ。
レタス一個190円もするのよと話したら、つむじかぜさん平然とこのレタス一個58円よという。
因みに白菜四つ切りで100円よと付け加えると、それは高すぎると吐き捨てるように言いました。
え~っ!香川と愛媛でなんでそんなにも値段の差があるん?おかしいじゃん。

おれたち主婦か、いや主夫さ。
良い主夫してるね~。




まだまだ居たいが、下山することにした。
霧氷はもうなかった。
カメラを持ったお一人の方が、昨日は霧氷だったんだってね~、テレビで剣山の霧氷を放映してたよ。
今日は本当に暖かい。
半袖一枚で歩いている。




名頃道の大岩の下では真新しいテキサスゲートを作っていた。




紅葉、悪いながらもそれなりに。




紅葉前線はこれから里に降りてくるが、どんなか楽しみ。




ダケモミの丘で一休み。
新道の尾根歩きは止めて、紅葉の美しい平尾谷川ルートを下ることにした。




ブナが丁度見頃だ。




三嶺林道に降り立ち、車道を歩く。




二日目に同じ道を歩くのはなんだか奇妙な印象を受けた。
駐車場ではここのところ見かけなかったシロがどこからともなくのっそり姿を現す。
つむじかぜさんパンを与えるも、そっぽを向かれる。
シロはアンパンでないと食べないと伝うと、糖尿病かいとのたまう。
シロ、くぁわいそうに、糖尿病患者にされたよ。

わたしゃ、山頂で食べきれなかった両手に余る1合おにぎり、持って帰ってどうすんのよ。
戦後の食糧難世代としては捨てられない。
農家の人にも申し訳ない。
しかし、家で食べた山食はまずかった~。
一度に炊くご飯、1合は多すぎた、次からはやはり0.5合か0.75合までとしよう。
生ものを持っていこう。
ドライフルーツは乾いた喉にへばりつく。
ミカンがいい、ジューシーな生みかん、美味しいよな。

あ~あ、ザックは重たくなるばかりだ。




<26日>
名頃駐車場8:09-9:34ダケモミの丘分岐9:58-11:25三嶺12:10-13:17西熊山13:53-おかめ岩避難小屋14:13-16:16八丁ヒュッテ(泊)
<27日>
八丁ヒュッテ7:21-8:31ヌスビト岩8:58-さおりが原分岐9:17-稜線縦走路11:43-11:52三嶺12:45-14:52名頃駐車場


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10 コメント

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歩いて見たい (佐々連)
2011-10-30 20:06:39
お疲れ様でした。

日帰りではみられない景色を見ることが出来たそうで羨ましい~。小屋泊まりの醍醐味ですな。
カンカケ谷は歩いたことがあるのですが、フスベヨリ谷は荒れているようなので遠慮していました。これは歩かないと行けないですね~。

やはり1泊でも生ものが恋しくなりますか。メニューが難しいですね。炊飯の練習をしなければなりません。
高校のころ、校内で炊飯の練習をしていたことを思い出します。練習の甲斐あって、ガソリンコンロで美味しく炊いていましたが、再チャレンジです。

名頃のシロ、あんパンしか食べないのですか、去年コッペパンを差し出したのですが横向かれました。まあ、あんだけ歩いていたら糖尿病にはならないとは思いますが・・・。
もう一度 (むらくも)
2011-10-30 21:20:12
佐々連さん、こんばんは。
一緒に行ければ言うことなかったのにな~、残念。今回の八丁ヒュッテでの泊まりは、コース的にはどこをどう切り取っても普通のコース。
よほどの健脚な人は一日で周回することができるかも分かりませんが、凡人は一泊でなければこういう周回はできないですよね。
ゆっくりと歩いて、景色やその他のことも含めて楽しみたいのであれば最高の選択だと思いました。
つむじかぜさんには本当に教えられますよ、感謝ですね。
フスベヨリ、こんなに感動した歩きはいまだかつて経験したことがありません。素晴らしいの一言でした。
ひょっとすると四国の山には他にもこういう素晴らしい自然が残されたところが、まだまだいくつもあるのかもしれないと思いました。
わたしのなかでは、できればもう一度いや何度も訪れたい名ルートです。

今回はめちゃくちゃミカンが欲しくなって、思わずミカンが食いてーと呟いたら、つむじかぜさんが一個持っていて、半分分けてくれました。口の中にミカンの香りが広がって美味しかった。

気になるシロ、ちょっぴし足を悪くしているようでした。
一時的なものであればいいのですが、もし長引くような症状だと、今後走れないかもしれませんね。ちょっと心配です。
霧氷 (keitann)
2011-11-03 17:44:25
こんにちは、はじめまして。


先日、光石~三嶺で検索していたら、こちらのブログにたどり着きました。
ブログを拝見していたら、三嶺山頂付近の霧氷の画像が・・・。私が一週間前に目にしたのと同じような画像だなと思い、読んでいくと、なんと同じ日に三嶺に登られていたんですね。
あの日は素晴らしく良い天気で、石鎚山系も良く見えました。
私たちは高知側から登り山頂には12時半ごろに着いたので、入れ違い??
たぶん白髪から登ってこられた男性というのは、私たちが韮生越付近で休憩している間に横を通られた方です。
奥様がピオーネさんなんですね。
ピオーネさんはお顔は思い出せないのですが、裏寒風やその他の場所でも2,3度お会いしているような気がします。
はじめまして~ (むらくも)
2011-11-03 21:45:54
keitannさん、こんばんは。
はい、お名前は予てから妻のピオーネからお伺いしております。以前に裏寒風山と稲叢山でお会いしたそうです。お会いしたその日に帰宅していきなり「会った~、さぬき乙女隊の方たちに、出合った~」などと興奮して話してましたよ。
三嶺、20分ほどの行き違いでしたね、残念。もう少し景色を楽しんでいればお会いできたのですが、でもひょっとしてお互いに分からないままで、後日にブログを見て「あれ~!」なんて、PCの前で叫んでたかもしれませんね。
keitannさんは丁度いまその三嶺レポの更新中、その1ジンジソウ~その5ウメモドキの実、楽しく拝見させて頂きました。続編をお待ちしております。

今日は剣山スパー林道の紅葉見物に行ってきました。山にも登ってたのですが、天気予報に反してガスと雨にたたられ、おまけに林道での道迷いに始まって登山道でも2度の道迷い、山頂には辿り着けず、敢え無く下山、散々な一日でした。
スーパー林道での紅葉前線は700m~1100m辺りでしたでしょうか、今年の紅葉、悪いなりにも素晴らしいものでした。
磁気嵐??? (坊主)
2011-11-03 23:32:06
こんばんは

今日は天気予報で高知が雨模様だったので「こりゃだめだわ」とおとなしくしてましたが、終日はっきりしない天気でした。
晴れていれば太陽の位置でおおよその方角がわかるのですが、くもりや雨の日はそうもいきませんよね。
一度ケチがつくと、とことんおかしくなることってありますよね。無事帰って来られただけでよしとしましょう。
思いどおりに行かなかった山行のレポ、うまくいったものよりずっと参考になりますので是非よろしくおねがいします。

話の内容から察するに権田山界隈でしょうか?あのあたりはシカの食害がかなり進んでいるようですがどうだったのでしょう。
ところで笛の出番は?
世話の焼けるやっちゃ (つ)
2011-11-04 13:03:47
って、むらくもさんのことじゃないっすよ

遅ればせの先日はおつかれさまーず

昨日は庇びりの東から西あるきでした
東も西もけっこうな人出でしたよ
しっとり黄葉もきれいでしたね
ときおりガスがとび見えるけしきの綺麗なことピーカンよりいいわ
渓谷沿いの紅葉をゆっくり楽しもうと小足谷へ近道をしたまでは良かったんだけど沢の音が近づいて喉がかわいてたんやろか、気配がしないなと思って犬笛を吹けど沢に消されて届かないのかHANAちゃn行方不明。行ったり来たり30分ほど探せど音沙汰なしですわ。
まさか先に下りてわないわなと下りたもののやっぱりもんてへん。とりあえず汗の拭きまくったタオルを置いて車を取りに林道あるきをしてると一台の車が止まってくれましたがな。
ほんとはゆっくり紅葉を楽しみながらの予定だったのにお言葉に甘えて即乗車。
いやいや話をすればストーンリバーさnでした。助かりましたわ。
即日浦へU-ターンしランプと水と少しの食糧を用意して再度登り返しです。
最終登山者をやり過ごしてすぐ音がするのよ。やれやれ1時間ぶりの再会です。東まで帰るのはさすがにしんどいわと思ったのでしょう、こっちの匂いをかぎわけたのかほんま世話の焼けるやっちゃわいな。近道にならなんだ一日でした。
バレタか権田山 (むらくも)
2011-11-04 20:35:41
磁気嵐!そうだったのか、それでコンパスの指す方向が180度違ってたのか~。
地図と磁石で二度も権田山方向を確認したんだけど、なんとなんと二度とも、北東の方向を指していた。そちらは大久保山方向で、真逆。
なんでどうして、なんと馬鹿やから地図を逆さまにして見てた。
しかし、こんな子供だましみたいなこと、直ぐに気がつかなあかんわ。
お陰さんで、あらぬ方向に行ってしまい、あとで気がつくドンクサイ男でした。
レポート作る気せーへんわ、どないしよ、作らなあかんかな~(-_-;)辛いわい

あの辺り、笹枯れの状況はどこも同じようで、ほとんど葉っぱはないですぞい、熊の気配はトンとありませんでした。
少なくとも熊がいると、皮剥、足跡、糞、熊棚などで分かるのではないかと思うのですが、いっちょもなかった。
持っていった笛は、熊対策とはまったく無縁で、離れた人との位置確認に役にたちましたがな。
コルク入りの方が特徴的な音で遠くまで聞こえ、結構いいようでしたよ。

あ~あ~、どないしよ。
儂は根性なしや~ (佐々連)
2011-11-04 20:44:20
むらくもさん、つむじかぜさん 今晩は。

悪天候の中、山行お疲れ様でした。
天気が悪そうなので家でおとなしくしていたのですが、お二人とも山でしたか。
ネットを見ると、三嶺、天狗塚、赤石山系等賑わっていたようです。皆さんお元気ですね~。
私は、雨と判っていたらよう入山しません。カッパ着ると暑い、滑る、後始末を思うと尻込みします。

休日は天気が悪い日が続き、明日明後日も雨模様でため息が出ます。今シーズンは紅葉、楽しめないようです。

明日は午前中、飯野山でも登ってみるか・・・。
HANAちゃん久しぶり (むらくも)
2011-11-04 20:54:23
HANAは元気そうやな~、久しぶりの山遊びであちこち飛び跳ねて喉が渇いたのかな?それともつーさんに愛想尽かして、ストライキを起こしたかもな。
ひょっとすると、HANAの方が、あいつどこへ行きやがった、どれば探したことやら、やっと、出てきよったかいなどと思ってたかもよ。

ストーンリバーさんもお元気にあちこち歩かれてるようですね~、石墨山でお会いして以来ですが、なんだか懐かしい。
紅葉もだいぶ降りてきたわいね、もう一度見に行きたい気持ちになってるのやが、週末は天気悪そうやし、この按配やとチャリンコも中止かな。
しかし、変な天気が続いてるな~、夏日で暑すぎるわな。
佐々連さん大丈夫やで (むらくも)
2011-11-04 21:03:47
根性は十分にありますぞ。
佐々連さんの歩きは尋常でない、足も強いし、お手柔らかにしてもらわないと根性あり過ぎてついていけませんがな。
来年はテント泊でガンガン行きもくりみたいな、わたしゃ、知りませんぞ。
っていうのはウソ、呼びかけて頂いたらどこへでもお供しますけんね。

そうなのよ、雨模様だわ。
飯野山+美味しい外食+映画鑑賞+登山グッズなどショッピング日よりだわ。
チャリンコ中止になったら、おりゃも傘を差して歩ける里山に行ってみようかしゃん。

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