潮待小屋

大沢漁港



南の海に面した断崖絶壁の下に作られた小さな漁港。
真冬の強い北風も、ここではほとんど影響がない。
かつて、釣り人のマナーの悪さから釣り禁止となり、最近になってようやく再び開放されたいわくつきの場所。
港の周囲には釣り人用の駐車場は無いので、港から離れたガケの上の県道の路肩に迷惑にならないように停めて、テクテク歩く。

左堤防先端部と右堤防は立ち入り禁止。
港内の小突堤が一番人気の釣り座。
外海がシケ気味の日にはメジナ、クロダイの一級ャCントになる。
外からの潮があたって左右に分かれるので、その流れに乗せて仕鰍ッを流して探る。
釣りをするときは漁業関係者の迷惑にならないように、くれぐれも注意しよう。
余ったコマセを投げ捨てたり、漁具を荒らしたりしないように。
また釣り禁止になってしまう。
ここで釣りをするなら、漁協の定休日の第一、第三土曜日に。



<港内の突堤>

定員1名の釣り座。
なお、ここに先客が居た場合、右のスロープからでも釣りはできる。



<突堤右側のスロープ(写真左奥)>

港の入り口から足元にまっすぐ潮の差して来るャCント。
左右に流れる潮に乗せて、スロープに沿って仕鰍ッを流してやろう。
くれぐれも漁業者の迷惑にならないよう、漁師さんが作業をしているときは釣りをしないように。
ゴミや釣り針なども絶対に捨てないこと。



<港内奥の荷揚げ場>

ここもいいャCント。
この港の堤防には潮抜きの穴が空いていて、最奥部にも潮が通すようになっている。
意外な大物が回遊してくる。油断大敵。



<左堤防・外側>

堤防のすぐ下は浅い根が張り出している。
堤防先端の船道から外側の離れ堤にかけての深みを遠投して狙ってみよう。



<離れ堤>

船道側(右側)手前の岩盤が深く掘られていて、魚の通り道になっている。
堤防の上からここを狙うイシダイ師も多い。
左側は浅くて根鰍ゥりが多く、熟練したベテランでないとなかなか攻めきれない。



<左堤防の先端>

先端手前に柵が設けられ、釣り禁止となっている。
くれぐれも侵入したりしないように。
船道のャCントは、柵の手前から遠投して攻める。



<大沢漁港全景>

写真奥(北側)に続く磯は、大沢弁天。



<大沢弁天の磯>

大沢漁港から徒歩で入ることのできる地磯。
撮影時はちょうど満潮で水没しているが、干潮時には先のほうまで入っていくことができる。
ウェーダーとチャランボを用意していこう。



<大沢漁港南側の磯>

ここも、大潮の干潮時にはウェーディングで沖まで歩いていけるャCント。
シーバス狙いのルアーマンの姿を時折見かける。

 
 

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コメント一覧

中村 知二
漁港の波消しブロックや堤防による護岸は仕方がないにしても、その他の海岸が同じように高い堤防で隔離されることはせっかくの美しい海岸がなくなってしまいます。なんとか美しい海岸を津波から守る方法を見つけて欲しいです。
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