潮待小屋

ふたたび対決の時・・・

 
今日からGWである。
管理人もなんとか仕事に目処をつけて休むことができた。
うれしいな。るんるん♪
深夜、釣り道具一式を車に積み込んで意気揚々と自宅を出発。
国道128号線を南下し、勝浦方面へと向かう。

ところが、途中、アミコマセを仕入れようと立ち寄った岬町の釣餌屋で思わぬアクシデント発生。
24時間営業だったはずの店が、どういうわけか開いていないのである。
あれれ?今日からGWだよ?
かき入れ時なのに、どうして店閉めちゃってるの?

やむなく太東方面にとって返し、別の釣餌屋へ。
ところが、ここんちのアミコマセはがちんがちんに凍りついたまんま。
これじゃ、使えねーじゃん(泣)。

すっかり出鼻をくじかれてしまった管理人。
うーん、困ったぞ。
コマセがなくっちゃアジは無理だし、上物用のタックルも持ってきていないし・・・
さてさて、どうしたものか・・・

おお、そうだ!
そろそろキスが釣れるんじゃないか?!


ちょい投げ用のタックルならロッドケースに入っている。バッグの中に仕鰍ッもある。
なんとかなりそうだ。
とりあえず青イソメを一パック購入し、再び勝浦方面へと車を走らせた。

・・・・・・・・・・・・・・・・

やってきたのは、KU漁港(③-(9))
ひとまず車の中で仮眠をとり、夜明けとともに出撃。
目指すはTN堤防外テトラ。
西からの向かい風がやや強いが、竿を出せないほどではない。
いつものテトラに陣取って、仕鰍ッの準備。

タックルは、11フィートのシーバスロッドに4000番のスピニングリール。
ジェット天秤15号に市販のキス仕鰍ッ3本針。
細めの青イソメを1センチほどの垂らしで小さめにつけて、第一投。
うりゃあっ!

仕鰍ッが着底したら糸ふけをとり、ゆっくりとサビいて一旦停止、再びサビいてまたまた停止、の繰り返し。
30M程の距離まで引いてきたところで、ブルブルッというキス独特のアタリ。
わお!一投目からかよ!
テトラ越しに慎重に抜き上げたのは、パールピンクがきれいな良型のキス。
やったね!

二投目も同じ方向へキャスト。
さっきと同じャCントまで引いてきたところで、再びブルブルッ!
うひゃあ!またかよ!
これも先程とほぼ同じサイズの良型。
いったいどうしちゃったの?
これはひょっとして、もしかするともしかするんでないかい?




頭の中に「良型キス入れ食い!」というテロップが流れ、思わずニヤつく管理人。
すぐに三投目をキャスト。
同じャCントまで引いてきたところで、再びアタリ。

しっしししかし。

今度のアタリは「ブルブルッ!」ではなく「コンコンッ!」
なんか嫌な予感がする。
案の定、腹を膨らませて上がってきたのはフグ。
ハリスもボロボロにされてしまった。
がーん・・・!

そして、これを契機に、フグの猛攻が始まった。
投げても投げてもフグフグフグフグ。
海の中は一面のフグ。
仕鰍ッがいくつあっても足りない。
やむなく撤収して、ャCント替えをすることにした。

・・・・・・・・・・・・・・

次にやってきたのは、たくさんの浜昼顔が咲くMY海岸(④-(3))



左側の磯からのチョイ投げで釣り再開。
しかし・・・
ここもフグだらけ。
全く釣りになりまっせん(泣)。

足元の潮溜まりには、人の姿も恐れず悠然と泳ぎまわるフグの群れ。
あああ、憎たらしい。



それにしても、こんなに大量のフグ、いったいどこから湧いて出たのだろう?
ひょっとして、誰かの陰謀なのか?

・・・・・・・・・・・・

「ふふふ・・・ようやく気が付いたようだな。」
「お、お前は、ミスターX!」
 


「このフグたちは、貴様ら釣り師を抹殺するために、我ら「河豚の穴」が送り込んだ刺客なのだ。」



「ちくしょう、そうだったのか!なんて卑怯な手を使うんだ!しかし、俺は決してお前たちには屈しないぞ。絶対に釣ってやる!」


「ふっふっふ、随分と威勢がいいな。しかし、そうはさせんぞ!」
「お前は「河豚の穴」総帥!フグ・ザ・グレート!」



風雲急を告げる展開。
秘密結社「河豚の穴」とは一体何者?その目的は?
はたして、シロギスは釣れるのか?



「・・・こいつも刺客なのか?」
「棘もあるしな。」



・・・・・・・ 

<おまけ>
本日の晩酌の肴。
釣りたてキスのお造り(2匹分)。
 


上品な優しい甘さはキスならではのもの。
めっちゃ美味しい♪
やっぱり管理人は、魚の大きさよりも、引きの強さよりも、食味を選びますっ!


  
 

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コメント一覧

しらすじがー
遅ればせながら、

フグ・ザ・グレート

最高ですね(笑)
管理人
>びっちゃさん
キス釣れてますよ。
外房の「住民税」フグもね(笑)。
そちらはフグも居なくて、キス入れ食いでしょ。
うらやましいなあ・・・
イソメの塩漬け、なかなかよさそうですが、そんなもの作っていところを奥さんに見つかったら家に入れてもらえなくなります。

>みみさん
このフグの大発生は尋常ではありません。
絶対裏があるはずなのです。
もしかすると、なにか大規模な陰謀工作が行われているのかもしれません。
みみ
ご無沙汰しております。

大量のふぐのナゾからの意外な展開に爆笑してしまいました~
びっちゃ
キスじゃ!キスじゃ!
で、イケスに落ちなかった?
MYは、海岸中央の岩場より少し西側の根との境目がャCントだったな。
そろそろ私も行かないと。
こちらはフグちゃん少ないし、アオイソなんかそちらの半値以下だよ。
500円分買ったら使い切れません。
余ったアオイソは、頭部3センチほどを塩漬け。
保存の利く、とても便利なエサでーす。
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