さて、一週間ぶりの土曜日である（当たり前か）。
世間的には三連休の中日。
管理人的には普通の土曜日（笑）。
暖かく穏やかな一日になるというので、久しぶりに外房ＨＧ港の様子をチェックしてみることにした。
車中のＢＧＭは、奥さんのＣＤ棚から一掴み借りてきた"VOLTA MASTERS"。
左"CHANGE"、右"VOLTA MASTERS AT WORK"
「ジャジー・ヒップホップ」と呼ばれるジャンルで、最近結構流行っているらしい。
久石譲や坂本龍一をサンプリングした曲もあり、ソフトでメロディアスな印象。
今風のラップ音楽が苦手な管理人にも抵抗無く聴ける。
一昔前のレコード屋さんだったら、イージーリスニングのコーナーに並べられていたかも（笑）。
いつになくヒップホップなノリで（？）国道128号線を南下し、夜明け前に現地到着。
前日の南風の影響か流れ藻が若干多いのが気になるが、波とウネリは問題なさそうだ。
さっそくいつものテトラに陣取り、カゴフカセ仕鰍ｯ＋オキアミ餌でまずはアジ釣査。
すると、開始早々なんとも微妙なアタリが頻発。
チヌ2号針を飲み込めない「何か」が餌をくわえては放す、を繰り返している。
ウミタナゴの群れでも居るのだろうか。
この際ウミタナゴの塩焼きでもいいやと思ってチヌ0.5号の小針仕鰍ｯに替えてみると・・・・・・
なんと、餌をつついていたのは体長15～16ｃｍの小アジちゃんでした。
正体さえわかってしまえばこっちのもの。
１投ごと、２本針仕鰍ｯに１～２匹のペースでキャッチ。
サビキ仕鰍ｯなら鈴なりだろう。
活かしバッカンに元気のいい小アジを20匹弱キープしたところでアジ釣りは終了し、タックルを交換する。
ＹＥＳ！これはもう当然です。
活き餌サイズのアジが釣れたら、泳がせるっきゃないでしょう！
ターゲットは春イカ♪
美味しい春イカ♪
昨年バラして地団太を踏まされた憎たらしい春イカ♪
大きめの発泡ウキにイカ用の鰍ｯ針仕鰍ｯをセットし、元気のいいアジを選んで親針を鼻に鰍ｯる。
鰍ｯ針は流れ藻を拾わないように背びれの後ろにちょん鰍ｯ。
タナを底から１ｍ程にとり、潮に乗せて餌を流していくと・・・・・
突然ウキがズボッと沈み、浮いてこなくなった。
おお！いきなりですかあ～♪
糸ふけをとり、大きくゆっくりアワセてやると、なんと、まさかのファンキー☆ビート。
ぬおおお～！ヒレのあるＵＭＡじゃあ～！
竿を立て、バットでためてゆっくりと魚を浮かす。
興奮と緊張でひざが震えているのがわかる。
もうすぐ魚の姿が見えるぞ、というところで・・・・
ラインのテンションがふわりと抜けた。
ぐわあああ～！！！
ボキボキに折られたイカ針
しばし呆然自失の管理人。
く、くやしい・・・・イカ針なんか使わなきゃ良かった。
そして自分自身に言い聞かせる。
あれはサメかエイである。
もしくは巨大クロアナゴかウツボかダイナンウミヘビである。
そうでなければ、はぐれアザラシかイルカかスナメリである。
断じて平べったい魚ではない！
落ち着け、俺。
（この件に関するコメントはご遠慮くださいｗ。）
その後も海面が明るくなるまで泳がせ釣りを続けたが、二度とウキが沈むことはなく、残ったアジを唐揚げ用にキープして終了（泣）。
アジだけでは食卓が寂しいので、こっそり用意してきたサバの切り身で良型のドンコ君を2匹ゲット。
ぶりぶりの肝パン
すっかり日も昇ったところで③-(9)港市場前に移動し、一ヵ月半ぶりの稚鮎釣査。
結果は・・・・・・
姿は見られるものの数が少なく、たまに小さな群れが回遊してくる程度。
おかずになるほど釣るには何時間もかかってしまいそうだったので、早々に断念。
釣った稚鮎もリリースして、本日の釣りは終了とした。
復路は、国道297号線大多喜経由で。
お目当ては、先日荒井のだんなさんに教えていただいた今年の「新酒」。
るんるん♪
やってきたのは、清酒「大多喜城」の蔵元、豊乃鶴酒造。
蔵の奥から出てきた若い職人さんに説明を受け、淡い琥珀色が素晴らしく美味しそうな搾りたての無濾過生原酒を購入♪
どうせすぐ飲んでしまうので一升瓶にした（笑）。
さらに、大旦那さんと思われる方から「酒粕」を一袋頂く。
甘くさわやかな、すがすがしい香り。
私が今まで酒かすの匂いだと思っていたものとは全くの別物である。
ありがとうございました。
今日は早速これで、粕汁でも作ってみます♪
そんなわけで、釣りの方はいまひとつの展開だったものの、老舗の蔵でお目当ての新酒をゲットし、上機嫌で帰路に着いた管理人でありました。
早く一杯飲みたいよォ～♪
