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新野辺まちづくり協議会公式ブログ

加古川市別府町新野辺で郷土の歴史遺産を次代に伝えることが目的の団体。
祭り、住吉神社、大歳家保存会から成る。

地蔵盆の開催地マップ

2016-08-10 05:13:02 | 新野辺の地蔵盆
おはようさんです、今日も「しの」が担当します。
ご要望にお応えしまして、まずは先日取材してきた
地蔵盆でご接待をしているお地蔵さんを紹介しますね。


https://www.google.com/maps/d/u/0/edit?mid=1sQ-LieEPxYZkW0h6bre0lB1Ajpk




写真など未完成のものがあったりしますが、場所については
実際に確認してきました。
播磨町の方はもしかすると、未確認のお地蔵さんがあるかも
しれませんが、新野辺の人は
良仙寺地蔵(地蔵盆塔婆供養寺)が最後ということです。

各お地蔵さんの詳細はまた、明日から紹介していきますね!

他にご存じのお地蔵さんがあれば教えてくださいね。




どうして地蔵盆がなくなってしまうのか

2016-08-09 04:57:42 | 新野辺の地蔵盆


新兵衛の嫁、しのです!
今日もお付き合いの程よろしくお願いします。

さて、昨日の続き「どうして新野辺の地蔵盆がなくなってしまうのか」やけどね、
これは、一部のお地蔵さんの話なんやわ。

現在、新野辺の地蔵盆は、
浜のお大師さん、延命地蔵尊、薬師寺地蔵尊の3ヶ所で
毎年やってるんです。



8月24日の朝早くから近所のおばあちゃんたちが、
お地蔵さんのためにお膳をこしらえて、
お接待のためお菓子を用意して、毎年楽しみにしている子供たちに
配ってくれてたんやけどな、なにぶんもう皆さんご高齢や。





もう体力的にも無理やって言うことなんやけど、それを続ける
後継者がもういないって言うのが原因なんや。
今は昔と違って、女性も職場で活躍する時代で、家のことやら子供のことやらで
ものすごく忙しくて、こういった地域の祭事に参加する機会がめっきり減ってしまったからね。


とにかくまずは今年、多くの人に地蔵盆に参加してもらって、
その伝統文化の意味と、良さを知ってほしいと思ってます。

そして、若い働き盛りのみなさんにも、
一緒に考えてもらいたいんや。
どうやったら地蔵盆を存続させていけるのか。
子供たちの楽しみを盛り上げて行けるのか。
どうしたら次世代に引き継いでいけるのか。

例えば、8月23、24日にこだわらずに、土日にするとか、
町内会全体の催しにするとか、色々アイデアはあると思います。
皆さんのご意見を聞きたいと思ってます。

町外の人でも、県外に人でも、うちの町ではこうやってるで!という情報も広く募集しています。


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Facebookでコメントを頂ました。

▼Uさん
稲美町はしっかりありますよ~❗
うちの所は近所のお地蔵さん毎に
担当が別れていて1年に5~6軒づつ
当番になっており、6~7年に1回
当番が廻ってきます。
先日当番表が回ってきました。
私は平成31年度の当番になってました。


▼Nさん
地蔵盆懐かしい…今の町内には無いですが、全国にあると思ってました。


▼Kさん
子供がまだ小さい時は実家に泊まり自転車で播磨町まで行ってましたよ〜
無くなってしまうなんて寂しすぎ、存続を願います😚

地蔵尊の場所は祖母から母へ伝わりあたしへ でも 地図がある訳ではありません。
いつも20ヶ所くらい巡ってましたが 知らない場所がたくさんあるんでしょうね。
地図があればもっと効率よくまわれたんでしょうね
と、言いますか こんな行事がある事みんな知らないのでは?
町内で地図も回覧まわすなりして貰えたらもっと沢山の人に知ってもらえるんではないでしょうかね?
最近は新興住宅地が増えて地元の方々も高齢化してなくなりつつあるんでしょうね…。

無くなるかもしれない地蔵盆

2016-08-08 04:50:16 | 新野辺の地蔵盆


新兵衛に代わりまして、今回は、妻の「しの」がご案内します。

・・・と、言うのもこの間、噂を聞いてしまいまして。
なんと、子供たちが楽しみにしとる新野辺の「地蔵盆」が
何年後かには無くなるかもしれんって!!

あれ?
地蔵盆・・・知らない若い人がいてるんや?
子供の頃、お菓子もらいに行かへんかった?

8月23日から準備して24日の朝早く(はやいところで午前4時)から
お参りに来た子供たちに、お菓子を配るそうです。


地蔵盆って言うのは、地域によってはやってないところもあるからね。
簡単に説明するわね。

夏の終わり頃に、「路傍や街角のお地蔵さん」やお寺にあるお地蔵さん
がおしゃれに着飾ってもらってるのを見たことない?

地蔵盆は京都生まれで、近畿地方の行事として古くから行われてきたんやって。
そもそもお地蔵さんは、仏教で言うところの地蔵菩薩なんやそう。
平安時代以降には阿弥陀信仰と結びついて、地蔵信仰が庶民に広がり
地獄の鬼から子供を救うとして「子供の守護神」となったんやて。
だから、地蔵盆の主役は、子どもたちなんや!

基本的に地蔵盆は、8月は23、24日に行われ
子どもたちがお地蔵さんめぐりをして、町内の人からお菓子を頂いたりします。(お接待と言います)

この、子供たちにとっては夏休み最後にして、
最大の「いべんと」がなくなってしまうってどういうこと?

・・・と言うことで、次回その理由を説明したいと思ってます。