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江川のほとり

四季の移ろいとメダカの独り言

江川のほとりの晩秋

2006-11-27 15:04:37 | Weblog


土手の薄の穂が揺れて秋も深まりました。向かいの森には秋を彩る木が沢山ありますがなかなかシャターチャンスに恵まれません。西日を受けるところなので午後写しましたが雲が邪魔してしまいました。ここは,青鷺君たちのねぐらでもあります。
左手の山際から朝日が光を射しはじめました。池に覆いかぶさるように実った柿は全部小鳥たちへの贈り物になります。
もう暫くすると、この池に雁が渡ってきて、毎朝、一列になったり鉤の手になったりして飛び立ちます。この姿を見ると あるいにしえの物語を思い出して涙ぐんでしまいます。


 くちなしの実をみつけました。濃い緑のなかに鮮やかな朱色は目立ちます。野生ではあまり見られなくなったようにおもいますが、春先、白い花びらのあるところを覚えていましたので、覗くと実を結んでいました。ほっとして、つい顔がほころんでしまいました。