恋とロックンロール!!

タイガーサウンドレコーズ代表、ババマコトの考えやオススメなどをつらつらと。。。

心光賢のルーツを探る。vol,5

2009-06-29 | 日記
K.E.N THE ROOTS
~続き~

さて、心光オカンのモーニングコールで目覚めた我々は、昨日の酒が重度に残ったままロビーに集合。
オカン、ご立腹。。。
スンマセン。でも昨日はどこも行ってません。

ホテルを出ると小型バスと運転手をチャーターしていた。
これで行くのか!ちょっと金持ち気分。
しかも運転手が高見の兄貴にそっくりではないか!!
何か安心感を得たまま、バンコクを出発。
ここから4時間ほどかけて波止場まで。そっからフェリーに乗り小島へ行くのだ。
その小島にはスーパーみたいなとこは無いので、途中でデカイスーパーに寄る。
が、ここら辺からワシ、お腹痛くなってくる。

「・・・・ちょっとトイレに。。。」

すかさず心光オカンが「何か変な食べてないでしょーね!?」
「あの。。。昨日、貝食べました。   美味しかったです。。。」
「タイで貝食べちゃ駄目でしょ!!私の友達、2週間入院したんだから!」
このまま10分叱られる。
心光も舐めダルマも同じモン食ってんだけどな。。。

さて、買い物を済ませたわけだが、もちろんほとんどが酒である。
とにかく重い。。。

タイではビールとか、酒類は冷やさないんだよ。
しかし、この炎天下、どうしても冷たいルービーが飲みたい我々は運転手の高見兄に相談し金にモノをいわす。
するとクーラーと氷を買ってきてくれる。

バンコクを離れるとすごい平原が広がってずーっと真っ直ぐの道を行く。
天気もいいし、腹痛も治まってくるってもんだ。

港に着く前に昼食をとる。ジャングルみたいな森ん中にあるレストランで、すごく広くて自然あふれるレストランだ。
オカンお任せでもちろんビール付き。
ここで結構衝撃を受けたのがパイナップルタイカレー。具はパイナップル中心で、甘いんだけど、辛いし、クリーミー。めちゃくちゃ美味い!!これはいいわ!
タイの米なんて絶対不味いと思ってたんだけど、美味いのよ。
当然だけど、タイの料理にバッチリ合うんだよ。
これまた大満足で、さぁ港へゴーだぜ!


ジャングルのレストランにて。

心光賢のルーツを探る。vol,4

2009-06-28 | 日記
K.E.N THE ROOTS
~続き~

中略。。

おねーちゃんのいる店については本人達に会った時に直接聞いてくれ!
兎に角凄かったぜ!

ロックチップ&プアチップ

これだけ言っとこう。

大満足の俺たちは、後は寝るだけだぜ!って感じだったんだけど、さっきご馳走になったフォーさんが違うトコで呑んでるってんで、そこに合流。

そのバーは日本人なんて一人もいない。めちゃくちゃ広くて生バンドの演奏が流れるイカしたバーだ。
「遅いぞ!お前ら!」
フォーさんはもう一人可愛いおねーちゃんを連れて呑んでいた。結構ベロベロ。
ここでまた呑みなおし。
すると隣で呑んでるオヤジ達が話しかけてくる。日本人が珍しかったんだろう。
「ヤーパン?」「オーイェー!」
お互いベロベロなので言葉なんて通じなくてもオッケー!
肩組んで呑んでいた。
よくよく心光から話を聞くと、こいつら警察でやんの!!しかもフォーさんと通通でみんな仲良し。
フォーさん絶対マフィアだわ!

閉店時間になると、俺は心光にタイ語で「愛してる」の言い方を聞いて、フォーさんが連れてきてるカワイ子ちゃんにしきりに言っていたという。
そして車に乗り、ニット君(ベロベロ)にホテルまで送ってもらう。
が、しかし、ホテル手前に屋台が出てたので、そこでまた呑む。
「タイでは貝類は絶対に食うな!生水も飲むな!氷も危険!」という心光オカンの忠告があったのだが、ニット君は「オッケー!ダイジョーブ!ダイジョーブ!」とどんどん注文する。みんなベロベロなので貝もメコンウイスキーのロックもガンガンいく。

いやしかし、俺のタイの食べ物のイメージは180度間違ってて、辛いモノは辛いけど、そんなに辛いモノは多くないんだよな。
そしてほとんどが日本人に合う味ばかりだし、ビールによく合う。

ここもニット君におごってもらい、無事、ホテルに到着。
「今日の事はお母ちゃんに内緒やぞ!わかったな!」
と言い放ち、ベロベロで車飛ばして帰っていった。
そこからは何をしたか憶えてません。
明日は心光オカンがタイの離れ小島に連れてってくれるので早起きしなきゃな!

タイのスーパーにて。卵1パックがこの数で60円くらい。どれだけ卵食うねんな!
舐めダルマの後ろに写ってるのはタイ人。

心光賢のルーツを探る。vol,3

2009-06-27 | 日記
K.E.N THE ROOTS
~続き~

心光オカンに連れられ商店街に着くと、早速ビールを買いにコンビニへ。
しかし、タイ国必殺の新法律により夕方5時までは酒を売ってくれない。
う~ん。残念。。。
しかたなくコーラを飲む。

しかし、現地の人に案内してもらうと日本人がいないトコに連れてってくれるから良い。
白人はどこにでもおるけどな。

ここにはいろんな屋台が出てて、服や靴などの屋台はもちろんの事、タトゥーやドレッドをやってくれる屋台まで出てるのだ。
目がギラギラしてるんだよな。活き活きしてるっていうかさ。
さすが心光の母国だな。
ここでいろんなお土産を購入。

そうこうしてるとようやく17時になりビールタイム。
近くのバーに入り、ビールを注文。店で呑んでもビール大瓶160円くらい。
ここで心光オカンの弟、ニット君とコソコソ。
「ニット君、おねーちゃんのいる店連れてってや!」
「だってお前らお母ちゃんにバレるじゃん!バレたら俺、ヤベーもん。」
「ぜってー言わないし、口裏合わせるから大丈夫だよ!頼むよ。」
「よし、わかったよ。じゃあ、20時にホテルのロビーな!」
あからさまに嬉しそうな笑顔のニット君。アンタもかなり好きですなぁ。17歳の娘の写メが携帯の待ちうけのくせして。。。

心光オカンは晩ご飯の予定もしっかり組んでいたみたいだったが
「晩メシは適当に食って、今日はこいつらのホテル泊まるわ。」
と賢くん。
あまり納得していない心光オカンだったが、うまく撒いて、再び20時にニット君と合流。
ニット君は小さいながら工場の社長さんで日本にちょっと住んでいた事もある。関西弁まじりのちょい悪オヤジだ。彼は末っ子なので心光オカン(長女)が怖いらしく、へんな所には絶対に連れていかないように釘を刺されてるもんだから、これがバレるとめちゃくちゃ怒られるのだ。

俺たちはニット君の車に乗り込むと、まず夕食を食いにリバーサイドにあるレストランに連れてってもらった。
「ここで俺の友達、紹介するから。」
レストランに入ると、若いおねーちゃんを連れたいかにも中国系のマフィアっぽい人が座っている。
「俺の友達、フォー。こいつ等は俺の甥っ子とその友達な。」
フォーさんはタイで何店舗も飲食店を営んでいる華僑系の人で中国語、タイ語、日本語をあやつるちょー金持ちな方なのだ。ここも全部、フォーさんのオゴリ。
「おぅ、お前ら、何食ってもいいぞ。どんどん呑め。」
ニット君、アンタ、そのセリフはフォーさんのセリフでしょ!

「こいつ等をさ、おねーちゃんのいる店に連れて行きたいんだけど、ドコがいいかな?」ヤバい話など、聞かれたく無い事は日本語で話す彼ら。もっとヤバい話は俺たちも分からないタイ語訛りの英語で話す。
こいつ等、相当悪い事しとるで。たぶん。

メシと酒をたらふくご馳走になり、目的は一つだろーが!
さっそくおねーちゃんの店に向かうべくニット君の車に乗り込む我々。
「ガンバレよ!」とフォーさんが声をかけるが、その言葉は我々にはすでに聞こえていないということは言うまでもないだろう。
次に続く。


タイの野良犬と舐めだるま先輩。
タイではこの様に口の周りが黒い泥棒みたいな野良犬が街中にウロウロしている。

心光賢のルーツを探る。vol,2

2009-06-26 | 日記
昨日はすっかりボラれ、4時半に床に就いた僕たちだったが、今日は心光一家が観光に連れてってくれるという事で7時に迎えに来た。
はやっ!
電話で起こされた我々はロビーに降りると、テンション低めの心光兄弟とテンション高めの心光オカンが待っていた。
心光君はすっかりタイに馴染んでいた。
タクシーに乗り込むと(タイの一般人はトゥクトゥクには乗らない。あぶねーもん。)世界的観光名所であるエメラルド寺院に連れてってもらった。
ここで心光の叔父さん、心光オカンの弟、ニットくん合流。日本語も喋れてパンチのあるオッサンである。(後ほど活躍。)
エメラルド寺院に入ると、さすが観光名所、人がいっぱいいる。
そして、寺院内に入るには服装チェックがあり、あまり酷い服装の人は入れないのだ。
まさかとは思ったが、僕だけダメと言われて、レンタルのズボンほ履かされる。

中にはいろんな国の建物や建造物があり、あの有名な馬鹿デカイ寝転んだ仏像は圧巻であった。しかし、暑い。ので9時半だが、ビールが飲みたくてしょーがない俺たちは、「もーいーよー。呑もーよー。」と、観光に飽きてしまう。しかも、昨夜、寝てない我々に睡魔が猛烈に襲ってくるではないか!俺たちはビールとしかしか口ずさまなくなっていた。
ようやく、エメラルド寺院観光が終わると昼飯だ!その前にコンビにでビールを購入。出店なんかも沢山出てて、アクセサリーなんかさ、50円くらいで買えちゃうのさ。
しかし、それでも値切るぜ!日本人だと思ってぼってる可能性あるからな!
すると、その出店のオヤジに「オー。ヤパニーズヤクザ!」と言われる始末。
まぁいいけどさ。
そして、心光オカンオススメのタイ料理屋へ。
タイ語読めないし、何が何か判んないので、心光オカン任せで見たことのないいろんな料理が運ばれてくる。
辛いモノは辛いんだけど、以外に辛い料理ってそんな無いんだわ。めちゃ美味い!日本人に合ってる。東京でタイ料理食べた事あるけど、やっぱ本場は全然美味い!タイカレーもチョー辛いんだけど美味かったなぁ。
美味しく昼ゴハンをいただき、次はお土産を買いに店が並ぶ、いわゆる商店街みたいなトコに連れてってくれるらしい。
が、腹もふくれ、とてつもない睡魔が襲ってくるのは言うまでも無いだろう。
次へ続く。

エメラルド寺院にて。この後、入ってはいけない芝生に寝転んで写真を撮ってると心光オカンにめちゃくちゃ怒られた。

心光賢のルーツを探る。

2009-06-25 | 旅行
2007年の2月のことさ。俺と舐めダルマ先輩ことシンペ、町田に住んで20年、このまま骨埋めるぜオバちゃんことゆうさんの三人は奇跡の人、心光賢のルーツを探る為、故郷のタイランドへ向かう。
俺とシンペは海外初めてなので、成田空港からテンション上がりまくり。
飛行機に乗り込むと、さっそくドリンクサービスのビールで乾杯。8時間ほどかかるので、ゆったり本を読んだり、映画を見たりしながら時間をつぶす。
『フラガール』を見たんだが、いや、良かったわぁ。泣いたもん。
そうこうしてると結構早く着いちゃうんだよ。
舐めダルマ先輩、ビール8本飲み干す。
サービスとは言え、呑みすぎだべや。
程よく酔っ払いながらタイ空港に降り立つとナンプラーの香りと共に汗がにじみ出てくる、夏だわ。
もう、夜の12時。バスに乗ってホテルへゴー!だ。
ホテルにチェックインすると既に1時。自分の部屋に向かい、エレベーターに乗り込もうとすると、白人の太ったオヤジがタイ人の心光似の若い男と手をつないで部屋に入って行くではないか!!
オゥ!フリーダム!!
やるねぇ。
興奮冷めあらぬ中、俺たちは部屋に荷物を置き、さっそくパッポン通りへゴー!
タイで1番有名な歓楽通りである。
タイの街は野良犬とゴミだらけ。なので、ゲロの香りがします。
タクシーでパッポン通りまで飛ばす。
着くと何かおかしい。
人はいるんだが、何か店閉まいしているのだ。
片言の英語で話をすると、飲み屋街は2時で閉まるらしいのだ。
しゃーないからコンビ二で酒を買おう。
ビール瓶1本、20バーツ。(60円)安いよね。
レジに持っていくと「ノー!」と売ってくれないのだ。
何で!?
タイ人ってさ、昼でもいつでも酒呑み過ぎて事故しまくって死亡率がぐんと上がったので、昼の11時から13時までと夕方17時から23時までしか酒を売ってはいけないと法律で決まったんだってさ。最近のはなし。
タイ人。。。タコやな。。。やりすぎやろ。
でもどうしても酒を呑みたい私たちはそこらへんのタイ人に「リカー&フード!!」と話しかけていると、トゥクトゥクという原付にリアカーをくっ付けた原始的タクシーを運転している兄ちゃんが「オッケー!乗れ!」と言うので連れてってもらう。
タイではトゥクトゥクが主流なんだが、運転荒ッ!!信号とか関係ないみたいっすねぇ。そりゃ、事故って死ぬわいな。
そして、いかにも怪しい道に入っていき、看板の電気の消えた店に案内される。
店に入ると、番号札付けたチチのデカい、モデルみたいな女の子が壁際に並んで座っていて、そのちゃん姉を物色しながらバカな白人どもが酒を呑んでいる。
一人、2000から3000バーツで1日、その女性を貸切にできるのだ。
いわゆる『ゴーゴーバー』だ。
あのぉ、僕たちさ、オバちゃんだけど、一応、女性1人いるんですけど。。。。
ビール1瓶200バーツ(600円)。日本と同じ物価やんけ!
騙された。。。ビールを1本づつ飲んで店を出る。
どうやって帰ろうかと話していると、出口にゥクトゥクの兄ちゃんが待ってた。
「違うの!こういうトコじゃなくて、リカー&フード!!」
「オゥオゥ!オッケー!」
というので、もう一回連れてってもらう。
がしかし、またもや電気の消えた店に到着。まさかねぇ。
店に入るとやっぱりゴーゴーバーやんけ!!
しかもさっきの店より女の人の数多いし!
なんでやねん!!
しゃーないのでトゥクトゥクの兄ちゃんも呼んでビールをご馳走する。
もちろんゴーゴーバーで女性連れの客はいない。私たちくらいだ。。。

ビールを飲み干し外に出て、トゥクトゥクの兄ちゃんに細かくジェスチャーする。
こういうトコじゃなくてさ!フード!ゴハン!頼むよ!
「オゥ!オッケー!」

。。。。。。もう、どこでも連れてけや!
すると、今度は赤々と電気の点いたあやしい中華屋さんみたいなトコに連れて行かれる。
「しゃっちょーさん!何にします?」
4歳児くらいに日本語を喋れるウェイターが近づいてきた。
値段もまぁ、日本じゃ安い方だが、ここはタイやけんね。もちろんボッタクリ値段だ。
お腹も空いたし、もう何でもいいや。
適当に料理をたのみ酒を注文。
「オマエも一緒に食えや!」
トゥクトゥクの兄ちゃんも呼んで食事。
1200バーツくらい。日本じゃ安いけどね。
なぁ~んかさ、トゥクトゥクの兄ちゃん親近感わくんだよなぁと思ってたら、ブラジルUFO、無許可でベースを弾いているアマノッチにそっくりやないか!?

結局、ゴーゴーバー2件、あやしい中華屋で見事にボッタくられたのだが、タイのアマノッチにはメシと酒をたらふくご馳走してしまった。
ホテルに送ってもらい、アマノッチに30バーツ払う。タクシー代はめちゃくちゃ安いんだが、連れてった店で金をもらってるんだろう。
見事に海外初心者日本人を演じてしまった。
すでに朝の4時半。明日は朝7時に心光の母ちゃんが迎えにくるのだ。
タイランド1日目終了。泥のように眠るのだった。

タイのアマノッチ。しかし、タイじゃ、俺、白人やな。