訪ねて眺めてスルー ~そらと花と

京阪神(近畿地方)の植物園、里山、町を訪ねます
花と自然、文化、歴史をテーマにお伝えします

神戸市 高取山に春の花を見る 170415

2017-04-17 | 通りすぎる
4月15日、神戸市と宝塚市の間の六甲山系の山々をつなぐ、「六甲全山縦走路」のうち、
神戸市須磨区塩屋から神戸市長田区鵯越まで歩きました。
天気曇り、時々小雨。最高気温20度。
その途中、高取山で見かけた春の花をここに記しておこうと思います。

高取山(たかとりさん)。隣の山から見ています。
高取山は、兵庫県神戸市須磨区と長田区の区界にある山です。標高は328m。
山頂は2つあり、須磨区側山頂は荒熊神社内にあり、標高319.9m。
長田区側山頂は高取神社奥之宮内にあり、標高328.8mです。
wikipedia-高取山


野路山公園。高取山の須磨区側の登山口です。桜が盛りを過ぎようとしていました。

高取山の山道にて。ツツジの一種でしょうか。

春日神社です。高取山の須磨区側山頂にあります。
主祭神はオオヒルメノミコトです。天照大御神(あまてらすおおみかみ)かな.
大日孁命(めは靈の巫→女)と書きます。漢字出るかな。

荒熊神社(荒熊稲荷明神)です。同じ場所にあります。
春日神社の末社なのですね。
参考 春日神社-兵庫神社庁

荒熊神社境内です。桜が満開でした。

山道でヤマブキ(バラ科)が咲いています。

荒熊神社入り口でギンヨウアカシアの木がありました。
花はもう終わりのようです。

高取神社本殿です。旧称「神撫山かんなでやま」です。
ご本殿の御祭神は
武甕槌尊タケミカツチノミコト(春日大神、鹿島大神)
豊受姫命トヨウケヒメノミコト(高取稲荷大神)と案内がありました
いただいた御朱印にも「神撫之宮」の印がありました。

境内です。スミレ、ハナニラ、チューリップなど花がたくさん植えられています。

シャガ(アヤメ科)。山頂近くの茶屋付近に咲いていました。

ハナダイコンでしょうか?長田区側の登山道沿いに咲いていました。
誰かが種を蒔いたのでしょうか。

いつも植物園巡りをしていますが、たまには外で花を見るのもいいですね。
神戸市 高取山
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神戸市 魚屋道を歩く(後編) 有馬温泉まで歩く170319

2017-03-22 | 通りすぎる
「神戸市 魚屋道を歩く(前編) 神戸深江生活文化史料館で下調べ」の続きです

3月19日、天気晴れ、気温15度
神戸市東灘区深江から六甲山山頂を経て裏六甲の有馬温泉を結ぶ
約12kmに及ぶ魚屋道(ととやみち)を歩いてきました
現在ではハイキングコースですが、昔は神戸の海でとれた魚や生活物資を
六甲山を越えて有馬へ運んでいたそうです
魚屋道全図

出典:国土地理院ウェブサイト 加工はsincekeseeda

大雑把に作図してみましたが、有馬温泉まで結構直線で結ばれています
道程としては最初の風吹岩までと本庄橋跡から六甲山上までの登りが
厳しく、途中は大きなアップダウンはありません
出発点の深江から六甲山上まで4、5時間ぐらいです

前日に芦屋市役所南側から魚屋道を撮りました
個人宅が映るのを避けるため、写真の下半分をカットしています
魚屋道は写真中央の谷を登って山を越えていきます
六甲山頂は写真中央のさらに奥です

魚屋道の石碑です。現在、午前8時30分です
阪神電車深江駅南にある大日靈女(おおひるめ)神社からスタートします

森稲荷神社です
言い伝えによると稲荷の神霊が海から御輿に乗ってやってきたそうです
この近くから山道に入ります

風吹岩につきました。ここから大阪湾が広く見渡せるのですが
今日はハイカーが多いので写真は諦めました

本庄橋跡です。この辺りは大きく開けた河原となっています
過去に洪水もよくあったようで現在は本庄堰堤という砂防ダムができています
昔は有馬と灘の人々の物資交換の場であったと伝えられ、この本庄橋も
有馬と東灘の交通がさかんだった時期に近隣の村人によって掛けられたそうです
ただ橋は自然崩落してしまい、現在は残った橋石と案内の看板を残すのみです
ここから七曲りと呼ばれる山道を登って六甲山頂へ向かいます

山道の頂上、一軒茶屋です。ここで一息入れます。時刻は午後0時30分です
ここまで4時間ほどでしょうか。休日でハイカーが多いので道に迷うことは
ありませんが地図は携帯しましょう。六甲山最高峰はここから歩いて5分です
ちなみにこの辺を含めて六甲山上は京阪神から車で行き来できます

吉高神社跡。六甲山上にあった神社は有馬温泉の温泉神社に遷座しました
ここから有馬温泉まで山道を下りていきます
この辺りは歩くなら秋の紅葉のシーズンがいいですね

虫地獄の石碑

鳥地獄の石碑、「とりちこく たんさん水」の石碑
有馬温泉に着きました。魚屋道の終点です。時刻は午後2時です
山道の終わりに虫地獄、鳥地獄の石碑があります
有馬温泉の射場山と愛宕山の間のここは地獄谷と呼ばれています
かつてはこの辺りから炭酸ガスがたくさん吹き出て辺りの鳥や虫が
死んだところにこの名前の由来があります
明治以後に炭酸泉の堀削が行われ、湧き出た炭酸水は良質の飲料水となりました

温泉神社です。山道を下りてすぐに愛宕山公園があり、公園頂上の
展望台から降りたところにあります。有馬の温泉守護神として信仰されています
子宝・子授けの神としても有名です

六甲山上の吉高神社がこちらに遷座されていました

帰りは神戸電鉄有馬温泉駅から電車に乗ります
三田から宝塚、あるいは新神戸を経由して帰ります

登山の様子は〜山に登るすべての方を対象にしたコミュニティサイト〜ヤマレコにもアップしました
ヤマレコ sincekeseeda 六甲山 魚屋道 東灘区深江→有馬温泉駅
登山ルートや写真を掲載しています。ぜひご覧ください
周辺地図
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藍那〜つくはら湖〜御坂サイフォンを歩く

2016-09-22 | 通りすぎる
9月10日、神戸電鉄藍那駅(神戸市北区山田町藍那)から衝原湖を経て
神戸電鉄三木駅(兵庫県三木市)まで歩きました。
天気晴れ、気温32度

藍那から丹生山麓へ
神鉄藍那駅から丹生神社前バス停に至る山道
かつて藍那古道と呼ばれ、現在は神戸市選定の自然歩道「太陽と緑の道」の
コースの一部となっている
モトクロスバイクが走るらしく、轍に水がたまって歩きづらいとところがある
またバイクが転倒したのか、バックミラーの破片を山道でよくみかけた


神戸電鉄藍那駅


あいな散策マップ
ここには載っていないが藍那駅から南へ歩いて20分のところに
国営明石海峡公園神戸地区「あいな里山公園」がある


丹生神社前に至る山道


丹生山を望む。
左手に行くと衝原湖方面。右手に行けば神戸電鉄箕谷駅方面


衝原湖と呑吐ダム
つくはら湖(神戸市北区山田町衝原)
山田川を堰き止めてつくられた呑吐(どんど)ダムの貯水池
近くに日本最古の民家とされる重要文化財指定の箱木千年家がある
神出山田自転車道がつくはら湖を経て神戸市西区神出町東までのびている
ダム管理道があるため湖を歩いて一周することはできない


つくはら湖


つくはらサイクリングターミナル
貸出自転車があります

交通アクセス
神戸電鉄箕谷駅から神戸市バスで終点「衝原」下車
神戸市交通局


御坂サイフォン橋(兵庫県三木市志染町御坂)
イギリス陸軍少将H.S.パーマー氏の設計により志染川にかかる
日本で最初のサイフォン橋で、明治24年に完成した
山から谷を通って向かいの山へ水を運んでいる
1世紀以上経た今日でも役目を果たしている


一つ下流の橋から撮影。その姿から眼鏡橋と呼ばれている


現在渡れるのはコンクリートアーチ橋の部分
石造アーチ橋の部分は渡れません

交通アクセス
神姫バス「御坂」バス停より徒歩すぐ
御坂バス停へのバスは神鉄三木駅前の福有橋バス停、
神戸三宮バスターミナル、神鉄三田駅前から運行

参考
御坂サイフォン橋
兵庫県三木市>文化・観光>観光案内>市内のみどころ




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六甲山を歩く 宝塚→六甲有馬ロープウェー山頂駅 160801

2016-08-13 | 通りすぎる
六甲全山縦走路を4回に分けて歩きました。第4回目、最終回

 8月1日、天気晴れ、気温30度
神戸市六甲山全山縦走大会のゴール地点の宝塚から
六甲最高峰を経て六甲有馬ロープウェー山頂駅まで歩きました
7月・8月は大阪平野部で最高気温が35度になる一番暑い時期です
六甲最高峰まで途中の補給が期待できないので飲料を2リットル
担ぎました。
全4回で六甲山全山縦走路を完歩しました。

ちなみに六甲山の最高峰のすぐそばまで車で行けます

六甲全山縦走路を歩く 宝塚→六甲有馬ロープウェー山頂駅


六甲全山縦走路とは -六甲山歩のページ 全体図あり

 六甲山全山縦走の詳細な地図を載せたかったのですがgooマップのルート
表示の方法がわかりませんでした。そこで登山関連データを登山や
ハイキングのコミュニティサイト「ヤマレコ」に残し、ここにリンクします。

 写真はフォトチャンネル、地図はヤマレコと中途半端になってしまいましたが
・・・今はこれが精一杯(苦笑)。

2016年08月01日
六甲山全山縦走 宝塚~六甲最高峰~六甲ケーブル山上駅

周辺地図
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六甲山を歩く 須磨高倉台→須磨浦公園 160729

2016-08-05 | 通りすぎる
六甲全山縦走路を4回に分けて歩きました。その第3回目。

 7月29日 天気晴れ、気温30度
 前回途中で帰宅した須磨区高倉台5丁目から神戸市六甲山全山縦走大会
の出発点の須磨浦公園まで歩きます。
須磨区高倉台5丁目まではJR須磨から神戸市営バスで移動しました。

六甲全山縦走路を歩く 須磨高倉台→須磨浦公園


参考 須磨浦山上遊園のホームページ

2016.8.13 追記
六甲山全山縦走の詳細な地図を載せたかったのですが
gooマップのルート表示の方法がわからなかったので
登山やハイキングのコミュニティサイト「ヤマレコ」に
もう少し関連データを残し、ここにリンクします。
写真はフォトチャンネル、地図はヤマレコと中途半端に
なってしまいましたが・・・今はこれが精一杯(苦笑)。

2016年07月29日
六甲山全山縦走 須磨高倉台5丁目~須磨浦公園

周辺地図
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