雑記

世界初の安眠グッズ「マイドーム」やプリントフェイスマスクのPrincipal株式会社 社長ブログ

私たちは印刷物という物品を安く提供する会社ではありません

2010年05月25日 07時48分42秒 | 雑感
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 サイトをリニューアルしてから、お前のところは高いのかとお叱りを受けることがあります。私はこのようにお答えしています。
 いえ、決して高くはありません。しかし激安ではありません。SP本舗はネットショップの形態をもちながら、地域密着型の店舗をめざしています。そしてお客様おひとりおひとりに心配りのできる対応をしているので激安にはできないのです。郊外に大きな工場を持つ会社と、都会の真ん中に工場がある当社とでは価格は勝負になりません。どうぞ、激安をお求めのお客様はそちらをお選びください。

 地域に密着し、心のかよったサービスをご提供するのが私たちのありかたです。地域の企業にしかできないことを私たちは始めています。例えば文章講座をオープンにして、地域の方が参加できるようにすることがそうです。社内研修として3回の講座を開きましたが、この講座では基本的なことはもとより、日本語がいかに乱れてきたかを知り、誰にでもわかりやすい表現ができるように研鑽しています。

 このような場を地域の人たちと共有し、正しい日本語表現を守るお手伝いをできることがすこしでも地域貢献になればとの思いです。印刷業はもともと文化に深く関わってきた、文化情報産業です。近年、業界では情報化、IT化の側面のみがクローズアップされてきたのですが、その反省もこめてこの活動を始めます。

 日本経済も大量生産、大量販売、大量廃棄からなかなか脱することができません。すこしでも安いものを大量に作って、世界中に押し売りするシステムです。これで日本が幸せになれた時代もありました。しかし将来はそうでない幸せの基準、経済のありかが必要です。ものの価格やサービスの価値を決めるのは製造ラインの原価計算や人件費ではなく、作り手の心とお客様の心です。

 そしてどんな時代でも、お客様に誠心誠意尽くすことが、大量生産も海外販売もしてこなかった私たち中小企業のありかたです。

 
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ご拝読ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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