雑記

世界初の安眠グッズ「マイドーム」やプリントフェイスマスクのPrincipal株式会社 社長ブログ

不況の正体

2010年12月06日 08時00分37秒 | 雑感
<写真の説明>
左のびんが飼い猫の毛、右が飼い犬(トイプードル)の毛です。猫は毎日、プードルは時々ブラッシングします。ブラシに残った毛を貯めていき、一定の量になるとフェルト人形を作っています。

猫人形の第一号はこちら
プードル人形はこちら


 今日は人形たちは「全体 左向け左」で撮影しました。

 さて、ベストセラーになっているデフレの正体という本があります。誰でも入手できる統計をもとに日本経済の現状を示したもので、無責任なマスコミの流す情報に比べると信頼性が高いものでした。これによると地域格差や若者の車離れがまったく事実ではないことがわかります。たとえば地域格差の代表格とされる青森県と東京、大阪を比べても内実は同じで、トヨタが牽引していた愛知県の経済繁栄も実態がないことがわかります。

 少子高齢化という問題は、切実に国が成熟して衰退していく過程を進んでいるということです。この解決は年金の構造や、女性のより積極的な社会進出、労働人口確保などの、抜本的な施策を必要とします。経産省が発表した小手先の成長計画では無理な話です。

 私たちに目を向けますと、常に考えなければならないのが顧客の縮小です。ダウンサイジング、リストラの決断は常に迅速に行われます。これから中小企業はますます再編やリストラの波に飲み込まれていきます。事実11月に倒産した印刷業者のデータをみると「大手固定客をもち○○年度には◆◆億円を売り上げていたが・・・」という記述が随所にみられ、特定の大手依存のリスクは一気に高まってきました。

 一軒の顧客への依存度はこれからの時代は10%以下にしなければなりません。しっかりとした長期戦略のもとで、地域の顧客を固めリスク分散を進める必要があります。

 
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